カンテレの情報バラエティ番組『ウラマヨ!』が、8日(13:00~※関西ローカル、見逃し配信あり)に放送される。

  • ブラックマヨネーズ(小杉竜一、吉田敬)、橋本和花子アナウンサー=カンテレ提供

■ポイ活&NISAをファイナンシャルプランナーが徹底解説

今回は「お金のプロ・マネンジャーズが教える! ややこしそうに見えるポイ活&NISA めちゃくちゃ簡単に説明しますSP」と題し、お金にまつわる2つのテーマをのぞき見。教えてくれるのはファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢氏。お金に関することは何でも知り尽くす「パーフェクト・マネークイーン」だ。まずNISAとは、2014年に少額からの投資を行う人のためにスタートした制度のことで、ふるさと納税のように「使わないともったいない」とも言われており、利用者は年々増加中。人気の理由は“投資初心者に優しい制度”であることだそう。風呂内氏いわく「そもそも投資とは将来を期待する企業にお金を預けて、将来的にはそれ以上のリターンを目指すというものですが、NISAはその投資を金融機関によっては月々100円から始められます」とのこと。中でも初心者にオススメだという“つみたて投資枠”は毎週・毎月など頻度を決め、定期的に一定金額を積み立てていくというもの。無理のないお金で長期間かけて行う投資にNISAは向いているのだ。

■NISA続ける心得は“年1回のチェック”

仮に月5000円を年利3%で20年積み立てるシミュレーションをしてみると、20年後、合計で120万円預けたお金がなんと164万円に。銀行預金は現在0.02%の低金利で、同じく月5000円の定期預金を続けた場合は約120万円となり、NISAとは約40万円の差が。もちろん投資のため120万円を下回る可能性もあるが、自分にとって無理のない金額分の置き場所をNISAに変えるくらいの感覚が大事だということ。そして風呂内氏は「NISAのお金はいつでもおろせるというところもオススメの理由です」とした上で、NISAが支持される最大の理由について、「利益に本来かかる税金がかからない制度だからです」と紹介。通常の株式投資等では利益の2割を納税する必要がありますが、NISA口座での運用益は非課税のため、利益がまるまる自分の手元に残ります。投資初心者でも効率よくお金を増やすことが可能になる制度がNISAなのです。一方、デメリットについては、例えばつみたて投資枠では、投資信託と呼ばれる色んな商品のパッケージを買うんですが、アメリカ経済全体に投資するような商品ですと、例えばアメリカという国がなくなってしまうとゼロになるということもあり得ます」と説明。さらに「1万円投資をして1カ月経ったら7千円になってるみたいなことはあるんですよ。プラス・マイナスを繰り返しながら、『最終的にはアメリカは今よりもっと良くなるよね』と思って投資するんですね。だから足元で損することもあります。長い目で見て期待できるところにお金を預けるというイメージです」と続け、少なくとも10年は使わないお金を投資に回すのが風呂内氏流NISAの基本なのだそう。

また、NISAを続けていく心得として“年1回のチェック”を勧めていて「つみたて投資枠の対象商品は値動きがゆっくりなのに加えて、長期投資の方が良いというものなので、1日に何度もチェックするのではなくて、年に1回ぐらいどんな運用成績になってるかな、そういえばやってたなぐらいの感じがオススメですね」と話し、NISAで積み立てていることを忘れておくぐらいがベターだということだ。

番組ではこのほか、1年間に貯めるポイントは100万円分以上、生涯で貯めたポイントは約2000万円分という“ポイ活ゴッド”菊地崇仁氏が登場し、その数々のテクニックを披露。楽天ポイントやdポイントなど話題の共通ポイントのうち、自分にピッタリなものとは?

【編集部MEMO】
毎週土曜の昼下がりに、芸能人やヒット商品など世間の話題を集めるモノの裏側に迫る、カンテレの情報バラエティ番組『ウラマヨ!』は2010年にスタート。『世間の裏側のぞき見バラエティ ウラマヨ!』というタイトルから、2013年、現在のタイトルに変更された。