神奈川県・JR川崎駅前にある「東芝未来科学館」。開館から63年となる今年、ついに閉館することに……。

いつも東芝未来科学館をご愛顧頂いている皆様へ
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発表にもありました通り、東芝未来科学館は6月29日(土)をもって一般のお客様への公開を終了する事となりました。
1961年に「東芝科学館」として誕生してから63年間多くの方に足を運んで頂き、東芝の素晴らしさや科学の面白さを伝える事ができました。
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「すごい!」と驚いたり「楽しい!」と喜んだり「まだ帰りたくない!」と言って頂けたことのどれもが、今でもそしてこれからも私たちの宝物です。
この場をお借りし、改めて皆様に御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
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皆様が「残念」と思って頂けているように、私共現場の館員も皆様をお迎えできなくなると思うと、
残念で悔しくてたまりません。
ですが、6月29日(土)まではご来館頂ける皆様へのおもてなしに尽力して参りたいと思います。
ぜひとも、ご家族やお友達とご一緒にお越し頂けますと幸いです。
(@toshiba_m_kakanより引用)

1961年に誕生した「東芝科学館」は、2014年に「東芝未来科学館」として現在の地にリニューアルオープン。様々な先進技術で人々の暮らしを変えてきた東芝のあゆみを振り返ることができるヒストリーゾーン、実験やワークショップを通じて、子ども達が科学技術を楽しく学ぶことが出来るサイエンスゾーン、そして、夢に描いた未来を体験するフューチャーゾーンなど、驚きと感動にあふれた展示を無料で楽しむことができる施設です。

63年間に渡って、人と科学が触れ合う場を無料で提供してきた同館ですが、残念ながら、6月29日で閉館することに。遠足で訪れた人、家族で遊びにきた人、3世代に渡って来館した人など、同館に思い入れのある多くの人から、驚きと労いのメッセージが寄せられています。

・「えー、すごく思い出のスポットです。長い間ありがとうございました(泣)」

・「入口入った時からわくわく感があって好きでした」

・「3世代で楽しませていただきました。見に行くことができなくなるのはとても寂しいです」

・「なんとか存続して欲しいという想いが止まりません…」

・「今年、リケジョとして大学生になれたのは、小学生時代に、夏休みにほぼ毎週のように遊びに行ったからだと思います。 本当にありがとうございました」


このメッセージに応える形で、さらに、東芝未来科学館からはこんな投稿が。

みなさま
温かいお言葉本当にありがとうございます。
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多くの方に支えられ、またみなさんと一緒に
科学館も大きくなったんだと改めて実感しています。
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全てのコメント拝見させて頂いております。
ひとつひとつが、私共の気力になっています!
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6月29日までよろしくお願い致します!
(@toshiba_m_kakanより引用)

多くの人に惜しまれつつ、今月閉館を迎える東芝未来科学館。「また行きたい!」「いつか行こうと思っていた!」という方は、どうぞお早めに!!