「B.DUNK KIDS PROJECT」のメインビジュアル。 (c)Inoue Takehiko, I.T.Planning, Inc.

井上雄彦と集英社によるバスケットボール選手への奨学金制度「スラムダンク奨学金」とB.LEAGUEによる「B.DUNK KIDS PROJECT」が2024年も行われる。

今回で2回目の実施となる「B.DUNK KIDS PROJECT」は、バスケットボールに取り組む子供や、競技に初めて触れる子供の可能性を広げるべく、全国のB.LEAGUE各クラブの協力を得て開催するバスケクリニック。「スラムダンク奨学金」により海外経験を積んだ奨学生や現役のB.LEAGUE選手が参加し、バスケットボールの楽しさを子供に伝えるレッスンやトークショー・質問会が開かれる。

対象は全国の小学校1年生から6年生までで、費用は無料。7月7日に東京・有明アリーナで開催された後、7月中下旬から8月に全国でも実施される。有明アリーナでのバスケクリニックは日本代表国際強化試合の観戦チケット付きで、本日5月24日より申し込みを受付中。井上は「バスケが好きな子どもたちへ、B.DUNKに参加して、バスケの楽しさ、全力でトライするよろこびをあらためて感じてもらえたら嬉しいです」とコメントを寄せている。

集英社コメント

「大好きなバスケットボールに恩返しがしたい」
井上雄彦先生のこの一言でスラムダンク奨学金は発足し、今年で18回目を迎えます。奨学生として派遣される選手たちが“アメリカのバスケットボール”という新しい刺激に出会う場所です。
読書すること、ゲームをすること、ネットに接すること、勉強すること、映画を見ること、運動すること、人と話すこと、つながること…私たちの日々は新しい刺激との出会いに溢れています。そして、心を動かされた体験は私たちを成長させてくれます。
私たち集英社は、“バスケ”との出会いを子どもたちに提供する場所として、この「B.DUNK PROJECT」をB.リーグと一緒に立ち上げました。その出会いが、参加してくれた子供たちの未来の糧となることを願って。
48年ぶりに男女揃って自力で五輪出場権を獲得した今年、日本中でバスケットボールへの注目や期待は高まるばかりです。
バスケットに興味はあるけど、やったことはない。子どもにバスケットをやらせてみたいけどやらせる機会がない。そんなお子さんや親御さんにとってこのプロジェクトがバスケットボールに触れる一つの機会になることを心より願っています。
ご心配はいりません。今の日本代表選手だって、桜木花道だって、誰でも最初は初心者です。小学生の皆さん、この夏にバスケットを大好きになってください。

島田慎二(B.LEAGUE チェアマン)コメント

今夏は2大会連続で男女ともに5人制バスケットボール日本代表がオリンピックに出場、Bリーグもかつてない入場者数を記録するなど、いわゆる“バスケットボール熱”の上昇を感じさせる事象が続いています。体格差の影響が大きいと言われているバスケットボールという競技において、世界にも通用する力を見せてくれている日本代表の活躍に感化された子どもたちに、ぜひこの未来の選手を育成する「B.DUNK KIDS PROJECT」に参加いただき、バスケットボールを知り、学び、その魅力を感じてもらいたいと願っています。