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撮影現場の様子を前田氏に聞くと、「役者さんが皆さん明るくて、コメディでもあるので、ずっと笑いが絶えない現場です。オリジナルだと与えられた役を自分のものとして演じていて、高田さんと清水さんが書いてくれた脚本を面白がっているのが大きくて、“これどうなるんだろう!?”というスリルも含めて、毎回キャッキャキャッキャ楽しくやっています(笑)」と紹介。

その背景には、キャスト陣のキャラクターもあるそうで、「森本(慎太郎)さんも森川(葵)さんもハマケン(浜野謙太)さんも根が明るいので、そこは本当に助けられています。みんなで素直に楽しく撮ってる感じがあって、とても気持ちの良いストレスのない現場です」とのことだ。

特に主演の森本は、座長として現場の空気感を作っているのだそう。

「森本さんは現場を明るくしてくれる太陽というか。人に気をつかわせないし、まっすぐだし、本当に気持ちがいい人です。芝居でも繊細な部分もしっかり演じて、いろんな話ができるという意味でも、役においても森本さんが持ってる柔らかさが、いい具合に溶け込んでいます。今回、おかしな人たちがいっぱい出てくるんですけど、それを無理なく許容してくれるのがいいんですよね。森本さん自身の持ってる資質だと思うし、どんな人が来てもたぶん大丈夫という不思議な安心感、明るさがある。それが役者としてすごく魅力的だなと毎回感じます」

具体的なエピソードとして、「自分の子ども時代を演じた“チビ正義”に、“グッモーニン!”って言いながらスタジオに入ってくるんですよ(笑)」と挙げ、「そういう空気を明るくするパワーがあって、それも正義を演じる上でとてもいいですよね。犯罪でギスギスした空気をポーン!とひっくり返してくれるようなユーモアが、役にもすごく生かされています」と感謝した。

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第5話で初回冒頭の伏線回収へ

25日には第5話が放送。前田氏は「正義(森本)と彩(森川)、そして街を代表する大村(船越英一郎)と正義、この2つの人間模様が色濃く出る回になります。この話がどこに向かっていくのかというのがはっきり出る回だと思います」と見どころを語る。

また、第1話の冒頭で、正義が火事の現場から人を運び出したように思われるシーンがあったが、藤森真実プロデューサーは「その回収もあります」と予告している。

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