元プロ野球選手で野球解説者の谷繁元信氏が17日、YouTubeチャンネル『谷繁ベースボールチャンネル』で公開された動画「【史上初】Ys松本投手…衝撃のデビューの立役者は〇〇!? あの広島のレジェンドも行きつけ…愛媛・松山のオススメ食事処も紹介します!」に出演。ヤクルトのドミンゴ・サンタナについて語った。

谷繁元信氏

サンタナが好成績を残す理由は?

動画公開日前日の16日終了時点で打率.351、5本塁打、23打点という好成績を残し、3・4月度の月間MVPにも輝いていたサンタナ。136試合に出場し、打率.300、18本塁打、66打点という成績を残した昨年を上回ることも期待されるが、谷繁氏も「オスナは現時点では下降気味だけど、サンタナの安定感はこれはちょっとあれだね」と称賛。

続けて、「相手からすると、振るところと、軽打するとこ」「カウントによってもだし、場面によってもそうだし、4年目っていうところもあるし、その辺をしっかり学習して、さらに上を目指してやってるなって感じる打席が多い」と自身の印象を述べ、「相手からすると嫌な選手だね」と賛辞を贈った。

なお、ヤクルト打線において、今シーズンの村上宗隆についても、谷繁氏は「今年は逆方向に意識を持っていきながら、丁寧に1打席1打席立っているので、これを続けていけば、最終的にはいい数字を残せる。そういう内容のバッティングになっている」と期待を寄せていた。

【編集部MEMO】
横浜ベイスターズ、中日ドラゴンズ などで活躍した谷繁元信氏。2014年シーズンより中日ドラゴンズ選手兼任監督、2016年シーズンは専任監督を務めた。ベストナイン1回、ゴールデングラブ賞6回、最優秀バッテリー賞4回といった受賞歴のほか、27年連続本塁打および捕手としての試合出場のギネス世界記録、通算3021試合出場の日本プロ野球(NPB)記録なども持つ。