女優の石原さとみが主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『Destiny』(毎週火曜21:00~)第7話が21日に放送される。

  • 石原さとみ、亀梨和也=テレビ朝日提供

■Destiny、見逃し配信再生数累計は1,900万回に

今作は、ドラマ『Dr.コトー診療所』シリーズ(03年ほか/映画は22年)、映画『涙そうそう』(06年)、『ハナミズキ』(10年)などを手掛ける脚本家・吉田紀子氏が、自身初となる検事の世界を舞台にしたサスペンス×ラブストーリー。主人公の検事・西村奏(石原さとみ)が、大学時代の恋人・野木真樹と(亀梨和也)と12年ぶりに再会したことを機に、封印してきた青春時代のある事件の扉が開き、二人は20年に及ぶ運命の波に翻弄されていくことに……。出産を経て、今作で3年ぶりの連続ドラマ復帰を果たす石原が主演を務め、亀梨和也と初共演を果たす。

TVerのお気に入り登録数が119万を突破したほか、4月期の民放連続ドラマ初回の見逃し配信再生数は第1位に。第1話~6話の累計再生数も1,900万回(ビデオリサーチにて算出/19,298,930回/期間:4月9日~5月19日)を記録し、テレビ朝日のゴールデン・プライム帯史上最高記録を更新し続けるなど、記録的大ヒットとなっている。

■第7話では、奏と真樹が禁断の逃避行へ

「野木邸放火事件」の容疑者・真樹が留置場で吐血し、病院に緊急搬送。駆けつけた「横浜地検」中央支部の検事・奏の手を握り、「逃げない? 二人で」と語りかけるという衝撃のラストシーンで幕を閉じた第6話。今夜放送の第7話では、衰弱していく真樹が、病院を抜け出し、長野行きの長距離バスに乗り込む。すると発車直前、奏も飛び乗ってきて……。2人は大学時代の思い出の地を目指す。検事と容疑者という立場になってしまった2人にとって、この逃避行は決して許されることのない、禁断の行為。たとえ検事の職を辞すことになったとしても“愛する人は、私が守る”。思い出の地で真樹の本当の想いを知った奏が、強い覚悟をもって下す決断とは。

その頃、横浜では勾留停止だったとはいえ、被疑者逃亡という緊急事態に関係者たちが頭を抱えていた。「横浜地検」中央支部では、支部長の大畑節子(高畑淳子)や事務官の加地卓也(曽田陵介)らが、担当検事の奏と連絡を取ろうとするが、スマホの電源は切られている。一方、病院からの連絡を受け、真樹の失踪を知った外科医で奏の婚約者・奥田貴志(安藤政信)もまた、不吉な予感に襲われるが、さらに大畑から電話がかかってきたことで、その予感は確信に変わる。奏は真樹と一緒にいるに違いない、そう考えた貴志は、クローゼットや机の引き出しなど、消えた奏の手がかりを探し始め、“あるもの”を見つけてしまうことに。奏の婚約者であり、真樹の主治医でもある貴志は、激しく動揺。しかも、時を同じくして、ある男が急接近してきて……。

一方、放火事件の容疑者・真樹の供述と現場の状況に食い違いがあり、“本当に真樹がやったのか?”と疑問をもち始める奏。奏は刑事の渡辺(板尾創路)とともに、再度現場を洗い直すと、新たな証拠が。あの夜、一体何が起こったのか。執念の捜査の末に、奏は驚がくの事実を目の当たりにする。

【編集部MEMO】第7話あらすじ
横浜地検中央支部の検事・西村奏(石原さとみ)は、主治医でもある恋人・奥田貴志(安藤政信)の言葉で、吐血し倒れた真樹に付き添うことに。すると、目を覚ました真樹から「一緒に逃げない?」と誘われる。翌朝、足元もおぼつかないほど弱っている真樹だが、密かに病院を抜け出し、長野に向かう長距離バスに乗り込む。すると、発車直前に奏も飛び乗ってくる。一方、真樹が姿をくらますという緊急事態に、「横浜地検」では支部長の大畑節子(高畑淳子)や事務官の加地卓也(曽田陵介)らが、必死で奏に連絡を取ろうとしていた。しかし、スマホの電源は切られていて……。また、病院から真樹がいなくなったと自宅で連絡を受けた貴志は、嫌な予感に襲われる。さらに、大畑からも奏の様子を伺う電話がかかってきたことで、その予感は確信に変わり、貴志はクローゼットや机の引き出しなど、奏がいなくなった痕跡を探し始める。被疑者が逃亡するという事態に、神奈川県警が緊急配備を敷く中、奏と真樹はある場所を目指す。