元乃木坂46の北川悠理が初脚本・初主演を務めた映画『しあわせなんて、なければいいのに。』の完成披露試写会が16日、都内で開催され、北川、メインキャストの乃木坂46・4期生、高橋栄樹監督が登壇した。

  • 完成披露試写会で涙を流す北川悠理

ドコモの映像配信サービス「Lemino」にて17日12時より独占無料配信される本作は、昨年6月に乃木坂46を卒業した4期生の北川悠理が現役時代から構想を温め、執筆した初脚本(共同脚本)作品。北川自ら主演を務め、その他のメインキャストとして同期の4期生11人が出演している。乃木坂46の元メンバーが原作・脚本を担当し、現役メンバーが出演した作品は、乃木坂46史上初となる。

グループ卒業後初の公の場となった北川は「皆さんお久しぶりです。今日はよろしくお願いします」と笑顔で挨拶。その後、4期生メンバーが一人ずつ挨拶していると涙を流し、「完成したことも、みんなが時間をとって一人ひとりの役を演じてくれたり、監督もいらしてくだったり、大好きな方に囲まれていたらいきなり涙が止まらなくなっちゃいました」と語ると、進行を務めた田村も「私たちも会えてうれしかった」と声をかけた。

また、本作を制作しようと思ったきっかけを聞かれると、北川は「乃木坂の活動をしていく中でお芝居好きだなと思って、役を通してだと人生で一番感情を出せるなと思っていて、大好きな時間なんです」と芝居への思いを述べ、「ファンの皆さんに何か恩返しができたらいいなと、あと大好きなメンバーとスタッフさんと何か作れたらいいなと思ったときに、好きなドラマとか見るのが自分の居場所のような気がしていて、そんな居場所をみんなと一緒に作れたいいなと思って映画を作りました」と説明した。

最後には、「約1年ぶりに皆さんの前でお話させていただくのすごい緊張しましたが、皆さんとメンバーと、大好きなみんなに囲まれてすごい幸せな時間でした」とほほ笑み、作品について「ぜひ皆さんに楽しんでいただきたいです」とメッセージ。さらに、「卒業してからお芝居とか映画を作るとか、そういう勉強をしているので、ここから先、また皆さんとどこかでお会いできたらいいなと思います」と再会を願っていた。

なお、本作は5月17日12時から5月24日11時59分まで無料配信。それ以降の視聴には月額990円(税込)「Leminoプレミアム」への入会が必要となる。また、映画の公開を記念して、Leminoでは北川悠理の直筆サイン入り特製B4ポスターが当たるキャンペーンを実施。詳細は追ってLemino特設サイトにて発表予定。