サンドイッチチェーン「サブウェイ」は5月22日、「メキシカンミートタコス」「濃厚チーズタコス」「ざく切りサルサタコス」の3種のタコスサンドを発売する。7月16日までの期間限定販売で、なくなり次第終了。
日本で開発された「タコスサンド」
サブウェイは1965年、アメリカ東海岸のコネチカット州で誕生した。創業者のフレッド・デルーカが17歳の時に大学へ進む学費を貯めるために始めた"町のサンドイッチ屋"が1号店。その後、客一人ひとりの好みに合わせて作るオーダーメイドスタイルが世界各国で支持され、現在世界100以上の国と地域に3万7,000店舗を展開するチェーンに成長した。日本では 1992年に東京・赤坂出店して以来、全国に200店舗を展開している。
パンはお店で毎日焼いている、パンや具材をカスタマイズできる、サンドイッチアーティスト(スタッフさんはそう呼ばれている)に「おすすめ」をオーダーすることができる、などさまざまなこだわりがあるが、日本で発売するメニューは日本人に合う味を日本で開発しているということは知らない人も多いのではないだろうか(ちなみにグランドメニューの人気商品は、1位「えびアボカド」、2位「BLT」、3位「てり焼きチキン」)。
もちろん期間限定商品も日本人向けに開発されたもの。その中で3年連続売上No.1の期間限定サンドが「メキシカンミートタコス」(550円)だ。今年はそれに加え、新作として濃厚なチーズの味わいが楽しめる「濃厚チーズタコス」(590円)と本格サルサを使った「ざく切りサルサタコス」(590円)の全3商品が登場する。
王道「メキシカンミートタコス」
メキシカンミートタコスは、スパイス香るタコスミートとシュレッドチーズミックスに、スモーキーなチポトレソース(ハラペーニョの旨みがギュッと凝縮された辛めなソース)をかけた親しみのある味わい。タコスミートは、粗く挽いた牛肉をにんにく、しょうが、7種類のスパイス&ハーブとともに炒め、香り高く仕上げた。トマトペーストや隠し味の醤油で味を引き締めている。
ピリ辛×コク深「濃厚チーズタコス」
メキシカンミートタコスに濃厚なチーズソースを合わせたのが濃厚チーズタコス。チェダーチーズ入りの濃厚なチーズソースは、スパイス香るタコスミートと相性抜群。チポトレソースの"ピリ辛"とチーズの"コク旨"を味わえるサンドイッチだ。
本格派に「ざく切りサルサタコス」
3商品の中で最も辛いのがざく切りサルサタコス。ざく切りサルサタコスにかけるメキシカンソースは、なんと5年かけて開発されたこだわりの味なんだとか。やや粗めにカットした野菜、さわやかな辛味のハラペーニョ、酸味のあるトマトを合わせたクセになる味わいのソースだ。メキシカンソースとタコスミートを合わせることで本格的なタコスを味わうことができる。
「人気があって味わいにも特に自信を持っている商品です。サブウェイに来たことがない人にもトライしてほしい」と同社担当者。5月22日~6月2日の期間限定で同シリーズ商品のポテトドリンクセットが130円お得になる「タコス祭」も開催される。どれもけっこう辛いぞ!! メキシカンな味わいで夏気分を盛り上げてほしい。