終演後のメンバーのコメントは、以下の通り。
――ライブを終えた感想をお願いします。
村上:たくさん集まってくれてうれしかったです。まず0人からスタートして、駅前で「やりまーす」って呼び込むのかなと思いながらきたので、あれだけ集まってくださって。演奏はもう、めちゃくちゃ。あの程度で満足しないでください。ひどいです。もっと練習してください。お客さん前にするともっと練習しないとなと思いました。でも、やや満足です。
南條:お客さんの数に最初びっくりして尻込み、最初のほう、フワフワしていましたね。アタックが良くも悪くも盛大にミスをしてくれたので、そのへんでようやく波に乗れました。ずっと緊張したままだったのですが、(アタック西本のミスのタイミングで)お客さんとの距離が縮まったのかなと思いました。アタックミスってると思ったらリラックスできました。お金もらってたらあれはダメでしたね。きょうは良かったと思います。
SJ:下手くそなんですが、できることはやりたいなと思い、今日は南條くんと一緒に入り時間の前に都内のスタジオで1時間半、練習したんですよ。結果としては、つたない演奏だったと思うんですけど、天気も味方してくれてよかったなと思いました。野外ライブにハマっちゃって、キーボードの右側のスペースに車用のドリンクホルダーをつけて、次やるときはビール飲みながらやりたいなと思いました。
村上:ダメです。
根建:実は路上ライブをやりたいと言い出しっぺが僕なんですよ。冗談半分で言ってたんですけど、会場が思っていたより立派過ぎて…。想像では、汚くて臭いところだったんですよ。そういうところでやりたかったんですよ.
南條:浦和にないよ!
根建:客層も良くて、もう少し悪いお客さんの前でやる予定だったんですけど。それでちょっと緊張してしまって。自分の目標としてはフラカンさんのライブ見させてもらったときに、村上くんと2人で「(ギター持って)動こうぜ」って決めていたんですけど、(会場にあった小さな)じゅうたんから一歩も出られなかったです。じゅうたん良くなかったですね。
村上:僕も動こうと思ったんですけど、立ち位置が分からなくなってしまってすぐやめました。
根建:じゅうたんもっと大きめにしてもらおうかなと思いました。すごく楽しかったです。路上ライブやってみたいという夢がかないました。
西本:僕は、楽しかったというのはあるんですけど、ほぼ最後まで緊張が続いて。それにプラス、バンドのルールがあるんだってことに今日やってみて分かりました。
全員:どれ!?
西本:例えば、歌の序盤から(観客の)手を振らせちゃダメとか。僕が手を振るのを煽ったら、一瞬で全員がしかめっ面になったんですよ。なんでそんな顔するんだろうと思ったら、南條さんが最後に教えてくれました。そういうタイミングとか。あと、個人練習でMCを練習しなきゃなと思いました。バンドのやり直しもなし。
村上:ネタでもなしだろ。
乗馬体験の落馬のケガも「やりきった」
――皆さん本日のパフォーマンスを自己採点すると何点ですか?
村上:40点! 練習のほうがやっぱりできるんです。練習がまず70点くらいなんですよ。それが私たちのMAXなんです。それが人前でやって緊張とか、いろいろなところに目がいくとかで、やっぱり(ギターの弦を)押さえられない。でもまあ曲には聴こえていただろうということで40点。
南條:僕も50点にしておきましょうかね。いつもスタジオで練習していて、生でやっている音と全然違うなと思ってしまいました。ずっと手探りでやっていた感じなんでこういうのにも慣れていかないといけないと思いました。
根建:電子ドラムだしね。
南條:道具のせいにするのは三流だと思うので、道具のせいにしてないですけど、道具は全く違うものでやったというのも少しあったと思います。戸惑ってしまいました。電子ドラム買うしかないなと思いました。
SJ:僕はですね、30(SJ)点ですね。やったことない外なんで、やっぱり緊張しました。
根建:だいぶ上達してるよね。
――年末のライブでは指2本で演奏されていましたが、今日はすべての指を使われていました。
SJ:(鍵盤に貼っているガイドの)シールもなくせるように頑張ります。
根建:僕は100点ですね。というのもベースって聞こえないんですよね。フラカンさんに挨拶にいったときに(冗談で)ベースは最悪なくてもいいと教わり…。
――では、西本さんの採点は…
西本:890点!
全員:ふざけんなよ!
西本:今日のボーカルの出来で言ったら2点なんですけど、実は今日、乗馬体験で落馬して左手をケガしてしまい…。「温厚な馬です」って紹介された馬がフェラーリのエンブレムくらい跳ねて、左手1本使えない状態でやりきったというのは相当すごいなって。
南條:別に使わないでしょう。