テレビ朝日の“シン・時代劇ドラマ”『君とゆきて咲く~新選組青春録~』(毎週水曜24:15~※一部地域除く)第4話が、きょう15日に放送される。

  • 杢代和人=テレビ朝日提供

■手塚治虫氏原作『君とゆきて咲く~新選組青春録~』

手塚治虫氏の隠れた名作『新選組』を初映像化する今作では、熱い友情で結ばれながらも、時代の波に翻弄され、やがて白刃を交えることになる2人の若き隊士、鎌切大作(前田拳太郎)と深草丘十郎(奥智哉)の姿、幕末という混沌の時代を閃光のごとく駆け抜け、はかなく散っていった新選組隊士たちの青春を2クール連続放送で描く。これまでの時代劇にはない流麗な“剣舞”も織り交ぜ、ニュースタイルの時代劇を創出する。

先週放送した第3話では、松永新之丞(杢代和人)と南無之介(羽谷勝太)の“運命の再会”が描かれ、『人生が変わる、シン・時代劇オーディション「真剣SHINKEN」~新選組への道~』の最終審査の課題となった名場面も登場。第4話では、壬生浪士組の屯所から消えた新之丞がとらわれの身となり、深草丘十郎(奥智哉)と南無之介が決死の奪還作戦に臨む。

■丘十郎と南無之介が決死の奪還作戦

壬生浪士組の入隊試験を前に、屯所から姿を消した新之丞。行くあてもなくさまよっていたところを、かねてから新之丞を狙っていた会津藩御用達の豪商・鵺野義正(渡辺いっけい)の手下にとらえられてしまう。いてもたってもいられない南無之介と、同士を放っておけない丘十郎は救出を決意するが、鎌切大作(前田拳太郎)は同行を拒否。やむなく、丘十郎は南無之介とたった2人、屈強な用心棒たちが待ち受ける屋敷に乗り込むことに。多勢に無勢である上、丘十郎にとっては初めての“実戦”。あっという間に追い詰められ、2人に絶体絶命のピンチが。しかしその刹那、何かが起きる!? そして、新之丞と南無之介の関係性にも注目。葛藤を抱え、心を閉ざしていた新之丞に南無之介が語りかけるまっすぐな言葉――南無之介のピュアな思いは、新之丞のかたくなな心を溶かすことができるのか。そして、新之丞は壬生浪士組に加わるのか。

さらに、頭取・芹沢鴨(三浦涼介)が、第4話でも別格のオーラを放つ。なんとついに芹沢が抜刀!? 新人隊士たちの目の前で、彼が斬って見せたものとは。奔放な芹沢に対し、近藤勇(高野洸)や土方歳三(阪本奨悟)ら幹部は複雑なまなざしを向けているが、この不穏な空気は、やがて大きな事件につながっていくことに。

【編集部MEMO】第4話あらすじ
壬生浪士組の入隊試験を前に、屯所から姿を消した松永新之丞(杢代和人)。行くあてもなくさまよっていたところを、かねてから新之丞を狙っていた会津藩御用達の豪商・鵺野義正(渡辺いっけい)の手下に見つかってしまう。それを知った南無之介(羽谷勝太)は、いてもたってもいられず新之丞のもとへ。助太刀を決意した深草丘十郎(奥智哉)も急いで追いかけるが、鎌切大作(前田拳太郎)だけは同行を拒否する。一方、新人隊士たちの窮地を聞いた近藤勇(高野洸)、土方歳三(阪本奨悟)、沖田総司(藤岡真威人)ら幹部も救出に向かおうとする。だが、鵺野に会津藩への仲介を依頼していた頭取・芹沢鴨(三浦涼介)から、動くなと阻止されてしまう。やむなく丘十郎と南無之介はたった2人で大勢のならず者が待ち受ける鵺野の屋敷に乗り込むが、はたして新之丞を助けることができるのか!?