和久井健氏原作の漫画『東京リベンジャーズ』は、ある日突然タイムリープ能力を手に入れた冴えない元ヤンキーの花垣武道が、未来を変えるために奮闘する青春ヤンキー作品です。作中では多くの不良キャラクターや暴走族チームが登場し、激しい抗争を繰り広げています。
そこで本記事では、マイナビニュース会員の男女305名を対象に実施した『東京リベンジャーズ』で最強だと思うキャラクターについてのアンケート結果をランキング形式で紹介します。
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『東京リベンジャーズ』の最強キャラランキング一覧(最新)
1位佐野万次郎(マイキー)(10.3%)
2位龍宮寺堅(ドラケン)(8.1%)
3位花垣武道(タケミチ)(7.0%)
4位荒師慶三(ベンケイ)(6.5%)
5位鶴蝶(かくちょう)(5.9%)
6位三途春千夜(5.4%)
7位羽宮一虎(4.9%)
8位松野千冬(4.3%)
9位黒川イザナ(3.8%)
9位河田ナホヤ(スマイリー)(3.8%)
9位寺野南(サウス)(3.8%)
12位望月莞爾(モッチー)(3.2%)
12位班目獅音(3.2%)
14位林良平(ペーやん)(3.2%)
15位九井一(ココ)(2.7%)
15位稀咲鉄太(2.7%)
17位千堂敦(アッくん)(2.2%)
17位今牛若狭(ワカ)(1.6%)
19位柴八戒(1.6%)
21位灰谷竜胆(1.1%)
21位三ツ谷隆(たかくん)(1.1%)
21位場地圭介(1.1%)
21位瓦城千咒(せんじゅ)(1.1%)
21位柴大寿(1.1%)
21位半間修二(1.1%)
21位武藤泰宏(ムーチョ)(1.1%)
21位河田ソウヤ(アングリー)(1.1%)
21位灰谷蘭(1.1%)
21位林田春樹(1.1%)
東リベ最強キャラの特徴
ここからはトップ10にランクインしたキャラクターの特徴や能力について説明していきます。
佐野万次郎(マイキー)
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堂々の1位に選ばれたのは「無敵のマイキー」こと佐野万次郎でした。東京卍會解散後は、関東卍會でも総長を務めています。
比較的小柄なマイキーですが、体格差のある相手でも一撃で沈められる高威力の蹴り技が強みです。初登場で早々に喧嘩賭博の主催者を制裁する様子は、多くの読者の印象に強く残ったことでしょう。その後も愛美愛主の長内、芭琉覇羅の半間、黒龍の大寿といった年上相手に、自慢の蹴り一発で勝利しています。
さらに、黒い衝動状態のマイキーは誰も手を付けられず、三天戦争では六破羅単代総長・寺野南(サウス)を殴り続け、絶命させました。人間離れした強さは狂気じみており、恐ろしさすら感じさせるほどです。
佐野万次郎を選んだ理由
・「体は小さいが、タイマンして負けるところが想像できない。原作でそんなにたくさん喧嘩シーンがあるわけではないが、喧嘩した場合は一瞬で終わるシーンが多く底が知れない」(44歳男性)
・「やっぱりマイキーは最強ですよね。相手を一撃で倒すハイキックは最強ですね~。パンチも強そうですしね」(51歳男性)
・「『無敵のマイキー』と呼ばれ一番カリスマ性があり、喧嘩も強い。一方で優しさもあり、魅力的なキャラクターだから」(47歳男性)
・「あのキックは半端無い」(52歳男性)
龍宮寺堅(ドラケン)
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東京卍會副総長としてマイキーを支えた右腕です。規格外のタフネスとパワーで2位にランクインとなりました。
マイキーと同い年とは思えないほど恵まれた体格で、喧嘩慣れしています。マイキーの精神的支柱を担うドラケンも腕っぷしは相当強く、ハンデを背負った状態でも勝ち残れる実力者です。
83抗争ではたった1人で20人を相手にしたり、血のハロウィンでは数的不利をものともしない活躍を見せたりしました。また、聖夜決戦では大寿が用意した黒龍の精鋭100人を単独で撃破し勝利しています。守る相手がいないときほど自由に動けるため、ドラケン本来の強さが発揮できるようです。
龍宮寺堅を選んだ理由
・「パワーだけではなく、頭脳を使っての戦術面も優れているから」(61歳男性)
・「1人で相手にした人数がすごい」(47歳男性)
・「要所要所で力を発揮しているので」(51歳男性)
花垣武道(タケミチ)
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東京卍會では亡くなった場地の後を継ぎ、一番隊隊長に。その後、十一代目黒龍の総長を兼任しています。東卍解散後、二代目東京卍會を創設し総長となりました。喧嘩は弱く泣き虫で、やられている印象が強いタケミチですが、未来を守るために戦い抜く覚悟があります。
タケミチの不撓不屈の精神は、実力差のある相手たちを戸惑わせるほどでした。また、タイムリープや未来予知から得た情報も力に変え、最終決戦では日本刀を振り回す三途や、圧倒的な強さを誇るマイキーを相手に戦っています。
まるで別人のように頼もしくなったタケミチからは、精神的な強さや変化も感じられました。喧嘩の強さのみだと実力は下位ですが、総合的に見ると上位2名にも劣らないほど強く成長したキャラクターと言えるでしょう。
花垣武道を選んだ理由
・「決して諦めずに戦い続ける姿から」(31歳男性)
・「目的に向かってひた走る根性がすごい」(64歳男性)
・「一瞬先のビションが見ることができ、喧嘩の際に有効活用できる」(65歳男性)
荒師慶三(ベンケイ)
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黒龍の初代親衛隊長で、その後梵から関東卍會に籍を移しています。黒龍加入前は、600人の構成員からなる日本最大のチーム「螺愚那六(ラグナロク)」の総長でした。抗争の後返り血で巨体が赤く染まることから、赤壁(レッドグリフ)と呼ばれており、対抗チームのトップ・今牛若狭(ワカ)とともに当時の最強として有名だった存在です。
黒龍解散後は一線を退きますが、梵の結成を機に不良の世界に戻り、「生きる伝説」と恐れられています。ワカとのコンビネーションは抜群で、三天戦争では衝動を出す前のサウスを吹き飛ばしました。最終決戦では乾と九井を圧倒し、力の差を見せつけています。
荒師慶三を選んだ理由
・「風貌に威圧感があるので」(64歳男性)
・「名前からしても、一番強いと思います」(68歳男性)
鶴蝶(かくちょう)
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横浜天竺で四天王筆頭を務める通称「喧嘩屋」。鶴蝶は生きる目的をくれたイザナに忠誠を誓い、右腕として成長します。年上相手にも負け知らずで、天竺では他の四天王を圧倒する実力の持ち主です。
関東事変では、覚醒したアングリーを一撃で投げ飛ばし、勢いそのままに乾と千冬も同様に戦闘不能に追いやりました。梵と対峙した際には、油断していたとはいえ「生きる伝説」と呼ばれるベンケイを吹っ飛ばす力強さを披露しています。
最終決戦では長時間タケミチの足止めをした後、一時休戦し電車の暴走を目論む三途を相手に共闘しました。敵も味方も関係なく、みんなを救うために命懸けで戦う正義感は鶴蝶らしい強さです。
鶴蝶を選んだ理由
・「キャラクターがいいです」(48歳男性)
三途春千夜
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東京卍會伍番隊副隊長、天竺を経て、関東卍會の副総長としてマイキーの右腕になりました。東卍から天竺への移籍は、伍番隊隊長ムーチョへの忠誠心の表れのように見えましたが、のちに本当の忠誠はマイキーに捧げていることが判明します。
決して武闘派とは言えない三途ですが、武器の使用や死角からの急襲も厭わない冷酷さ故の強さが特徴的です。ムーチョが刑務所から出所した際には日本刀で斬りつけたり、最終決戦では千咒の頭を鉄パイプで殴りつけたりと、強引な戦法を採用していました。また、マイキーのためなら命を落とすこともためらわない忠誠心の強さは、常軌を逸しています。
目的遂行のためなら手段を選ばない狂気的で特殊な思考は、周囲から危険視される強さです。
三途春千夜を選んだ理由
・「キャラクター性にインパクトがある」(42歳男性)
羽宮一虎
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芭琉覇羅のナンバー3で、血のハロウィンの中心人物。東京卍會の創設メンバーでありながら過去の事件を機に東卍から決別した一虎は、マイキーを逆恨みし殺意を募らせていきます。新たに籍を置いた芭琉覇羅は、勝つためなら何でもありの無法地帯とも言えるような危険なチームでした。
血のハロウィンでは、仕切りを引き受けてくれた阪泉をぶっ飛ばした挙げ句、身動きを封じられたマイキーを鉄パイプで何度も殴りつけるという卑劣な戦闘を見せています。狂気に憑りつかれた人間の恐ろしさや脆さを感じさせる、異常性の高い強さを秘めた人物といえるでしょう。
羽宮一虎を選んだ理由
・「普通に強いと思った」(35歳女性)
松野千冬
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初代東京卍會一番隊副隊長として場地とタケミチを支えた後、二代目東京卍會副総長を務めています。場地を心から尊敬し信頼していた千冬は、場地亡き後も彼の遺志を継ぎながらタケミチの相棒となりました。
序盤では相手に追い込まれる描写が多かった千冬ですが、喧嘩慣れしており年上が相手でも全く物怖じしません。最終決戦では因縁の相手・モッチーへのリベンジを果たし、さらには、劣勢のなか副総長としてタケミチを支えるだけでなく、仲間を鼓舞する活躍も見せています。
自分を犠牲にしてでも信じた相手のために全力を捧げられる芯の強さがあるからこそ、今回トップ10入りできたのでしょう。
松野千冬を選んだ理由
・「かわいくて顔が好きだからです」(79歳男性)
黒川イザナ
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8代目黒龍の総長を務めた後、稀咲との出会いを経て横浜天竺の総長になりました。「極悪の世代」と恐れられていた昭和62年生まれの面々を、暴力でねじ伏せた本物の実力者です。強い孤独感から徐々にイザナのリミッターが崩壊した結果、越えてはいけない一線を越えても攻撃の手を止めることはなく、喧嘩の域を超越した凶暴性を見せました。
腕っぷしの強いS62世代を完全に従える圧倒的な強さとカリスマ性は、凶悪チームのトップにふさわしい器です。マイキーとの直接対決では、これまで誰も見切ることのできなかったマイキーの蹴りを完璧に受け流し、一時は優勢に立つほどでした。精神的な脆さから形勢逆転されたものの、攻撃力の高さや冷酷さは他を圧倒していたと言えるでしょう。
黒川イザナを選んだ理由
・「最強はマイキーと言われればそうかもしれないですが、イザナが好きだしマイキーを圧倒したこともありイザナが最強だなと思います」(52歳男性)
河田ナホヤ(スマイリー)
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東京卍會肆(4)番隊隊長。常に笑顔ですが、口は悪く喧嘩っ早い人物です。東卍加入前は、「双悪」というチームで総長を務めていました。勝てる喧嘩はしない主義で、格上相手にも一切怯むことはありません。むしろ意気揚々と挑んでいく好戦的な性格で、マイキーから「スマイリーはぶっ飛んでいる」と言われるほどです。
関東事変前には鶴蝶とのタイマンに勝利したものの、のちに鶴蝶がわざと負けたことが判明しています。その後、襲撃され重傷を負ったため、関東事変当日は戦線離脱しました。主義の通り、強者を相手にするスマイリーに目立つ戦果は少ないものの、公式ファンブックによると東卍内での足の速さはマイキーに次いで2位。身体能力の高さが伺えます。
河田ナホヤを選んだ理由
・「独特なキャラクターが面白いので気に入っています」(35歳女性)
『東京リベンジャーズ』の最強チームは
『東京リベンジャーズ』に登場するチームの特徴と主要メンバーを、簡単に紹介します。
チーム名 | チームの特徴 | 主要メンバー |
---|---|---|
東京卍會 | 9代目黒龍への対抗を目的に創設された渋谷のチーム | 佐野万次郎、龍宮寺堅、三ツ谷隆、花垣武道、松野千冬 |
愛美愛主 | 一般人への暴行も厭わない新宿の悪質なチーム | 長内信高、半間修二、稀咲鉄太 |
芭流覇羅 | 愛美愛主の一部と反東卍勢力による300人ほどのチーム | 半間修二、稀咲鉄太、羽宮一虎 |
黒龍 | 関東の不良たちの中で伝説的なチーム。8代目以降は極悪集団と化す | 佐野真一郎、荒師慶三、今牛若狭(初代) |
天竺 | 「最強の犯罪組織」を目的とする400人超えの巨大なチーム | 黒川イザナ、稀咲鉄太、鶴蝶、灰谷蘭、灰谷竜胆 |
梵 | 初代黒龍メンバーを中心とした新宿拠点のチーム | 瓦城千寿、明司武臣、荒師慶三、今牛若狭 |
六破羅単代 | 元天竺メンバーを中心とした港区拠点のチーム | 寺野南(サウス)、鶴蝶、灰谷蘭、灰谷竜胆、斑目獅音 |
関東卍會 | 東卍解散後に創設されたもう一つのトーマン。後に六破羅単代を吸収 | 佐野万次郎、三途春千夜、九井一、鶴蝶、半間修二 |
犯罪行為や暴力など、何でもありの「最恐ランキング」ならば六破羅単代や関東卍會が上位に入るでしょう。しかし、真っ当なチームでランク付けすると、最強は初代黒龍。次いで初代東京卍會、二代目東京卍會が続きます。
暴力や恐怖による支配は本当の強さとは言えませんし、力を誇示し威圧する行為も、強者の振る舞いとしてふさわしくありません。統率力のある幹部がいて、周りから慕われる器の総長がいて、不良の道を外れない組織こそ強いチームと言えるでしょう。
マイキーの兄・佐野真一郎が率いた初代黒龍は、引退から10年以上経っても後輩たちに語り継がれ、憧れる不良も多い伝説のチームでした。創設後まもなく関東のトップに君臨し、その後日本一になった実力も併せて、数あるチームの中でも最強のチームだと感じます。
『東京リベンジャーズ』とは
漫画『東京リベンジャーズ』は、主人公の花垣武道が元恋人の橘日向やかつての仲間たちを救うために過去を変えるべくタイムリープを繰り返すヤンキー×SF作品です。2017年から『週刊少年マガジン』(講談社)にて連載がスタートし、2022年に完結を迎えています。2021年からはテレビアニメ化、実写映画化、舞台化と続き人気を集めました。
当初、中学時代の元恋人を救うためにタイムリープを始めたタケミチでしたが、多くの仲間と出会い、救いたい人が増えていきます。現在と過去を行き来する中でタケミチは、他にタイムリープしていた人物や、マイキーが抱える黒い衝動についても知ることになり、命懸けの抗争へと発展していくのでした。
『東京リベンジャーズ』の登場キャラの強さをランキング形式で紹介しました
『東京リベンジャーズ』最強キャラクターランキング、1位に選ばれたのは無敵のマイキーでした。異名どおり、作中では唯一の負け知らずで、自分よりも大きい相手をもろともせず無敗記録を伸ばし続けていました。
ドラケンや鶴蝶もランクインする中で、戦闘力では劣る三途や千冬も選ばれていることから、単純な腕っぷしだけでなく狂気的な異常性や精神的な強さも含まれたランキング結果になったといえるでしょう。
個性的なキャラクターが多数登場する『東京リベンジャーズ』。あなたが最強だと思うキャラはランクインしていましたか?
調査時期:2024年3月21日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:男女合計305人(男性: 229人、女性:76人)
調査方法:インターネットログイン式アンケート
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