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ナイトイエローレンズを搭載した SWANS ER1-0121

 産業安全用保護具・スポーツ用各種アイウエア・眼鏡・光学機器等を製造販売する山本光学(本社:大阪府東大阪市)は3月26日、対向車のライトやミラーの反射等、夜間特有の眩しさを軽減する夜間運転用「ナイトイエローレンズ」を発表した。



 モデルラインナップは7種類、SWANS直営店、SWANS公式オンラインショップ、全国のスポーツ用品店・眼鏡店にて、 2024年4月の発売を予定している。




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指向性の強い眩しさを軽減


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雨粒により拡散される光を吸収し、ちらつきを抑える

 ナイトイエローレンズは、夜間・雨天・薄暮など、運転時の視認性を向上するレンズで、同社独自の特定波長をコントロールする技術により、運転に適した視界を実現する。



 白色LED光が眩しいと感じる青の波長の光を吸収し、指向性の強い眩しさを軽減、雨天時も雨粒によって拡散される光を吸収するため、ちらつきを抑えコンディションの悪い状態でも運転をサポート。 



 また、JIS規格の夜間運転基準に適合した可視光線透過率82%を確保する夜間運転用レンズを搭載し、信号機で使用される赤・黄・緑・青の4色視認性を確保しつつ、赤の波長の一部を吸収しテールランプの眩しさを軽減する。




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赤色の波長の一部を吸収し、テールランプの眩しさを低減

 約80名のトラックドライバーを抱えるファーストライナー(本社:茨城県水戸市)で行ったモニターテストでは、「対向車のライトの光が少し和らぐことで、センターラインや相手車両の車幅を認識しやすくなり、運転がしやすく感じた」「まぶしさが抑えられることで、走行車と対向車のヘッドライト(前照灯)が交錯することで起こる『歩行者の蒸発現象(グレア現象)』も軽減されそう」といった声が寄せられたという。



 フレームラインナップはスポーツタイプ、オーバーグラスタイプ、クリップオンタイプなど全7種類、レンズは軽量で高い耐衝撃性を持つポリカーボネート素材を採用。



 夜間運転だけでなく市街地でのナイトランや、ナイトフィッシングなどのアクティビティでも活用できるとしている。


製品仕様



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レンズカラー:ナイトイエロー/両面マルチ(反射防止)コート
可視光線透過率:82%
紫外線透過率:0.1%以下(紫外線吸収99.9%以上)
レンズ素材:ポリカーボネート



山本光学公式サイト:



SWANS公式サイト: