女優の篠原涼子が、22日発売の月刊誌『JUNON』2024年5月号(主婦と生活社)に登場する。

篠原涼子

今号には、篠原が約20年ぶりに同誌に登場。映画やドラマの役柄を通して“デキる女性”を数多く演じ、俳優として揺るぎないポジションを確立している篠原だが、これまで、ダウンタウンとのコントに挑戦、ソロ歌手としてミリオンヒットを記録するなど、ノンストップで活躍を続けている。そんな篠原が、10代から今に至るまでの思い出や、この春新たに挑戦する作品について語っている。

■篠原涼子 インタビュー抜粋

――特に10代、20代はお仕事が中心の生活だったかと思いますが、あらためて振り返ってみて、このころ経験していてよかったと思うのはどんなことでしょうか。

どのようなことでも、あとでやって手遅れになるということはないと思っていますが、でも若いうちにいろんな恥をかいておくことはとても大事だったなと思いますね。この年代のときって、好奇心旺盛な時期でありつつ、新しい挑戦を怖がってしまうところもあったというか。私自身でいうと、まさにお芝居をすることがそれでした。でも恥をかいてナンボだ! と腹をくくって前に進んでいったら、いろんな刺激がもらえて、失敗も含めてすべての経験がバネになって成長できたと感じています。『JUNON』読者のみなさんの多くは今まさにこの年代の方かと思いますが、ダメでもともとくらいの感覚でエネルギッシュにいろんな冒険へと繰り出してほしいなと思います。

――『JUNON』は創刊50周年を迎えまして、篠原さんとは同い年です。過去に想像していた50歳の自分と、今を比べてみて、どんなことを思われますか。

まさかこんなにも長くこのお仕事に携わっていられるとは思いませんでしたので、今でも続けていられることに感謝しています。デビューしてすぐのころからたくさんお仕事をいただけていたわけではないので、これからも感謝と初心を忘れずにいたいです。振り返ってみると、昔想像していた自分のイメージとはまったく違う人間になっているので、生きることは冒険だなとあらためて感じています。

【編集部MEMO】
雑誌『JUNON』は、1976年創刊の月刊誌。テレビ、映画、音楽シーン、スポーツなど各分野で“今いちばん輝いているスター”たちが登場する。