日々のエピソードに描く「エッセイ漫画」。日記として描き残したりSNSやブログに投稿したりと、様々な楽しみ方があります。

そんなエッセイ漫画を描く際、デジタルツールを活用すれば、下書きから清書、着色、投稿までスムーズに行えます。ワコムが販売している液晶ペンタブレット(液タブ)「Wacom One」は、本格的な描き心地はもちろんのこと、デジタルお絵描きが始めての方にもオススメのアイテムです。

今回、マイナビニュースで育児エッセイ漫画『息子が大きくなりまして』を連載中のイラストレーターで漫画家のよしだゆうこさんに、エッセイ漫画を描き始めたきっかけや、執筆の際に心掛けていること、そして液晶タブレット「Wacom One」の使い心地をレビューしてもらいました。

子育ての"面白い"を記録したい

――大学生の息子さん2人のお母さんであるよしださん。マイナビニュースでは育児エッセイ漫画『息子が大きくなりまして』を連載されています。エッセイ漫画を描き始めたきっかけは?

よしださん:子育てをしていると面白いことがたくさんあるので記録に残しておきたかったんです。実際、書かないことは忘れてます……! 細かい表情や会話、雰囲気を残すには、文字よりもマンガのほうが自分に向いているなと思いますね。

――ご家族のエピソードを描かれていますが、漫画に落とし込むときに意識していること、気を付けていることはありますか?

よしださん:エッセイマンガを描く際に、3つ気をつけていることがあります。ひとつは「子どもが描かれて嫌なことを描かない、子どもを悪者にしない」こと。例えば部屋を片付けない時、片付けない子どもが悪いのではなく、それで困っている自分を主人公にします。

ふたつめは、「子どもの頭の中を勝手に想像して描かないこと」、そして最後に「なるべく明るい話を描くこと」です。育児をするなかで大変なことはいろいろあるけれど、マンガは笑顔を描くようにしたいですね。マンガを描くために、しんどいことでも笑い話に変えよう、と考えるきっかけにもなります。

「Wacom One 液晶ペンタブレット13 touch」で描いてみた!

イラストレーター・漫画家として、仕事ではワコムのミドルクラスモデル「Wacom Cintiq 16」を使用しているというよしださん。今回、エントリーモデル「Wacom One」で実際に漫画を執筆してもらいました。ワコムの液晶タブレットを長らく使い続けているというプロから見て、ビギナー向けモデル「Wacom One」の使い心地はどうなのでしょうか……?

今回使用したのは、13.3型液晶パネルにマルチタッチ機能を搭載した「Wacom One 液晶ペンタブレット 13 touch」のUSB-C ケーブルモデル(89,980円)。無料のバンドルソフトウェアや使い方のチュートリアルなど、初めてデジタルで絵を描く方に向けたコンテンツも利用できる一台です。

  • 「Wacom One 液晶ペンタブレット 13 touch」USB-C ケーブルモデル(89,980円)

なおひと回り小さい11.6型の液晶パネルを搭載した、マルチタッチ機能のない「Wacom One 液晶ペンタブレット 12 USB-C Cable」(59,180円)も用意されているので、作業スペースや用途に応じて選ぶことも可能です。

同梱物は、液晶ペンタブレット本体に加えて、「Wacom Oneスタンダードペン」、替え芯(標準芯10本)、USB Type-Cケーブル(1.8m)が2本とACアダプタ。ディスプレイの表示サイズは13.3型 (294x165mm)で、本体サイズは336x222x12mm、重さは0.9kgです。

描き始める前に、液晶タブレットとパソコンを接続していきましょう。「Wacom One」は、USB-Cケーブル接続モデルと、HDMIやUSB-Aポートに接続する3in1ケーブル接続モデルの2種類が用意されています。

  • USB-C ケーブルモデルの場合「Wacom One」の本体にケーブルを差し込み……

今回レビューした機種はUSB-Cで接続するモデル。USB-Cケーブルの一端を「Wacom One」のUSB-Cポートに挿入し、もう一端をパソコンのグラフィック出力をサポートするUSB-Cポートに差し込みます。なおUSB Type-Cで接続するには、パソコン側がDisplayPort Alt Mode対応していることが条件なので、購入前に確認しましょう。

  • もう片方のケーブルをパソコン本体に差し込めばOK(※接続する端末が15WのPower Deliveryに対応していない場合はACアダプタが必要)

接続する端末が15WのPower DeliveryとDisplayPort Alt Modeに対応していれば、USB-Cケーブル一本で「Wacom One」への給電と画面出力ができます。描きたくなったらケーブルで繋げばよく、ケーブルでごちゃつきがちな机の上もすっきりするのはうれしいポイント。

  • 画面出力も本体への給電も、USB-Cケーブル1本でスッキリ!

ここからは、実際に漫画を執筆してもらった感想をよしださんに伺っていきます。

――よしださんが普段お仕事で使われている執筆環境を教えてください。

よしださん:パソコンはWindows10のデスクトップ、液晶タブレットは15.6型液晶モデル「Wacom Cintiq 16」を使っています。制作ソフトは「CLIP STUDIO」です。

――「Wacom One」を手にした印象はどうでしょうか。

普段は15.6型の液晶タブレットを使っているため、13.3型だと小さいかな? と思っていたのですが、想像よりも画面が大きくて描き応えがありますね。本体の厚さは12mm、重さは0.9kgと薄くて軽いので取り回りしもラク。ファンの音が静かで、本体が熱くならないことも嬉しいですね。

また、液晶パネルのまわりに黒枠があって、ここに手を置けるので安定して描くことができます。タブレットでも絵をかけますが、タブレットにはない便利さだなあと感じました。

――レビューをしてもらうにあたり、イチから接続と設定をしてもらいました。どのくらい手間がかかりましたか?

製品によっては対応するタブレットドライバをインストールする必要があるのですが、「Wacom One」はドライバが不要なので、ケーブルを繋げて電源を入れるだけで起動するので驚きました。難しい知識もいらないので、簡単にスタートできますね。(※mac OSはドライバのダウンロードが必要)

  • 付属のペンはバッテリーレスなので、いざ描こうと思ったら充電切れ……というトラブルの心配もない

――実際に漫画を描いてみて、「Wacom One」の描き心地は?

とてもスムーズですね! 液晶タブレットはペン先と液晶パネルのわずかなズレ(視差)が起きるのですが、視差もそれほど気にならず描けます。また画面も大きいので描きやすい。ひとつ気になったのは画面がガラスなので、ペンをあてた時にツルツルしていること。これは対応するフィルムを貼れば解決できます。紙のような描き心地のフィルムもあるので、好みで選んでください。

――エッセイ漫画の執筆をこれからチャレンジする方に向けて、「Wacom One」はオススメできますか?

まず、お絵かきは圧倒的にデジタルが便利です! 修正しやすい、かさばらない、画材不要、SNSなどにアップしやすい等々、なんとなく描いたラクガキも頑張って描いたマンガもすべてデータで残して管理できます。

画材を揃えてセッティングして……となると面倒でなかなか筆が進まないものですが、リビングなど、生活するそばに「Wacom One」があれば気軽に描けそうです。紙とペンに限りなく近い液晶タブレットの感覚をぜひ試してほしいですね。

それから自分の生活を描いたエッセイは、将来自分の思い出と宝物になるので、未来の自分も喜びます(笑)。

――よしださん、ありがとうございました! 最後に「Wacom One」で描いたエッセイ漫画「液タブのある子育て」をご紹介します。


ビギナー向けの「Wacom One」は、描きやすさはもちろんのこと、サイズ感や軽さも使いやすい液晶タブレット。「エッセイ漫画にチャレンジしたい」という思いを後押してくれそうなアイテムです。