アイドルグループ・なにわ男子の道枝駿佑が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『マルス-ゼロの革命-』(毎週火曜21:00~)最終回が、来週19日に放送される。(本記事は第8話のネタバレを含みます)
■道枝駿佑、ゴールデン連ドラ初主演『マルス-ゼロの革命-』
ドラマ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(19年)などを手掛けた脚本家・武藤将吾氏の完全オリジナルである今作は、謎多きカリスマ転校生と落ちこぼれ高校生たちが令和の日本をぶっ壊す、前代未聞の「青春“クーデター”サスペンス」。「何かを変えたい」――そう願う落ちこぼれ高校生たちが、道枝演じるカリスマ的なリーダー・美島零(みしま・ぜろ)に導かれ、「マルス」という動画集団を結成、大人社会に反旗を翻していく。
いよいよ来週放送される最終回を前に、本記事では注目ポイントを解説する。
■國見の側近・大城の正体
國見の忠実な側近としてクロッキー社で働いていた大城大木(戸塚純貴)は、ゼロがかつて「マルス」としてともに活動していたウドだった。内部からクロッキー社と國見を探り、その情報を逐一ゼロに伝えていたウドだったが、サイバーテロの証拠データを盗み出したことが國見にバレ、絶体絶命のピンチ。さらにウドからそのデータを受け取ろうとしたゼロも、國見の追っ手から逃げることに。ゼロらは証拠を手にして國見の悪事を暴くことはできるのか。
■ウドがゼロに伝えた「マルスの魂が眠る場所」
ゼロとウドがデータの受け渡しで会おうとした際に、ウドが伝えた「月海橋」。そこへ向かったゼロは、國見がその場所へ先回りしていたことを知り、逃走する。しかし、ウドがもう一つ口にしていた「マルスの魂の眠る場所」が示すのは実は別の場所だったのではないかと考えたゼロは……?
■第7話でゼロが澪子に渡した箱
第7話でゼロが澪子(原田美枝子)に渡した「箱」。その箱の中身を見せ、自分を信じてほしいと話していたゼロだったが、箱の中身はいったい何だったのか。重要なヒントは、実は第8話に隠されている。
■道枝駿佑、密着ドキュメンタリー最終回、配信開始
また、主演・道枝に密着したドキュメンタリー『ROAD TO ゼロ-道枝駿佑、新たなる挑戦-』最終回がこのたびTELASA(テラサ)で配信された。ドラマ本編がクライマックスに向かって加速していく中、重要なシーンを1つ1つ重ねながら、ゼロの感情に寄り添う道枝。そんな道枝にとって、ゼロとしても役者としてもターニングポイントとなったシーンが。その時道枝はどんな思いを抱きながら撮影に臨んでいたのか。緊迫のシーンを振り返りながら、道枝の心情にも迫っていく。
【編集部MEMO】最終回あらすじ
志半ばでこの世を去った仲間の想いを成し遂げるため、ゼロ(道枝駿佑)と大城大木=ウド(戸塚純貴)は密かに通じていた。國見(江口洋介)がサイバーテロを企てていた証拠のデータを受け取るため、ゼロは待ち合わせ場所に向かうが、そこへ國見が先回りして現れ、激しく動揺。逃げながら桜明学園を離れ、ゼロの自宅に避難していた逢沢渾一(板垣李光人)らにもすぐにその場を離れるよう指示し、ひとまずは事なきを得る。國見の追っ手から逃れ、再び桜明学園に戻って放送室に身を潜めていた渾一たち。そこに現れたゼロは、ウドからデータを受け取る計画が失敗に終わったことを告げる。しかし、ウドが口にした「マルスの魂が眠る場所」という言葉が気にかかり、実は別の場所にデータが隠されているのではないかと考える。一方、國見に捕らえられたウドは「初めから正体には気づいていた」と告げられる。それでも泳がせていたのは、ゼロたちマルスをサイバーテロの実行犯に仕立て上げ、ウイルスを除去するアプリを発表することで、この国の”救世主”になるため。しかし起死回生の一手を打っていたのはウドも同じ。「マルスの魂が眠る場所」に急行したゼロは、ついにデータを格納したUSBを手に入れる。しかし、そこに國見が現れ……!? その頃、放送室に立てこもっていたマルスのメンバーは、再び警察や報道陣に包囲されていた。”テロの実行犯”としてまさに逮捕されようとしている中、渾一は「こんなのはおかしい」と、マイクを通して自分たちの主張を始める。ゼロと國見の戦い、そしてマルスが掲げた革命に、ついに決着の時が訪れる。