いいクルマアワード2024 ロゴ

 オートアフターマーケット連絡協議会は3月7日、車の流通で製造・販売(メーカー)以降に携わる事業者の投票で決める「クルマ屋さんが選ぶ “いいクルマアワード2024” 」の受賞車を発表した。



 大賞はトヨタのプリウスが7年連続で受賞、特別賞はスズキ・スイフト、EV賞には日産・サクラが選ばれた。


自動車業界に携わるプロの視点で「いいクルマ」を選出


 ”いいクルマアワード”は、自動車整備、車体整備、買取り、用品・部品販売、新車・中古車販売、ロードサービス、ガソリンスタンド、カーディテイリング、保険などの従事者を投票資格者とし、アフターマーケット事業者がプロの視点で「いいクルマ」を選出するもの。



 8回目となる今回は、2023年12月1日〜2024年1月31日の期間でウェブアンケートを実施。その結果に基づき“いいクルマアワード2024”の受賞車が決定した。


【大賞:トヨタ プリウス】クルマの「格」と経済性のバランスが評価



大賞 トヨタ プリウス いいクルマアワード2024
トヨタ プリウス

 今回の投票から60シリーズと呼ばれる新型が対象となったが、新型になっても変わらない高いレベルの燃費と故障の少なさ、そして高いリセールバリューに加えて、洗練されたスタイリッシュなデザインへの評価も高く、クルマの「格」と経済性のバランスが高く評価された。


【特別賞:スズキ スイフト】価格の割に良いクルマとして多くの支持を集める



特別賞 スズキ スイフト いいクルマアワード2024
スズキ スイフト

 スイフトは、価格の割に良いクルマとして多くの支持を集めた。特にスイフトスポーツの存在が大きく、スポーツタイプの車両が高額になる中で、コンパクトスポーツとしての良さと手頃な価格が高く評価された。


【EV賞:日産 サクラ】使い勝手の良さ、デザインの良さが高評価



EV賞 日産 サクラ いいクルマアワード2024
日産 サクラ

 高価で大きなEVが増える中で、軽自動車枠に収まった手頃なBEVとして日産のサクラが多くの票を集めた。使い勝手の良さ、デザインの良さについても高く評価する声が多く、日本のEVの普及のカギとなる軽EVの新エースとして今回の選出となった。


いいクルマアワード2024概要


主催:オートアフターマーケット連絡協議会
回答資格者:クルマの製造・販売(メーカー)以降に携わる事業者。自動車整備、車体整備、買取り、用品・部品販売、新車・中古車販売、ロードサービス、ガソリンスタンド、カーディテイリング、保険等に従事している方々
アンケート実施期間:2023年12月1日(金)〜2024年1月31日(水)
部門:「コスパ部門」「次に乗りたいあこがれのクルマ」「トラブルレス部門」「カスタマイズしたいクルマ」「リセールバリュー部門」「EV部門」



オートアフターマーケット連絡協議会: