いざクルマを買おうにも、数多あるクルマの中から自分に合った1台を選ぶのは簡単ではありません。人気車であっても、実際どんなクルマなのか、どこが良いのか、ということが分からなければ、判断しきれませんよね。



 そこで本企画では、圧倒的な人気を誇る車種を徹底的に解説! 車種の概要から人気モデル紹介、ユーザーレビュー、メンテナンスの作業実績まで情報盛りだくさんでお届けします。内容は随時アップデートしていくので、ブックマークをおすすめします。




【5シリーズってどんなクルマなの? 5シリーズが人気のワケ】




 BMWがラインナップするセダンのなかで、中間に位置するモデル。「3シリーズ」よりは大きく、いっぽうで「7シリーズ」ほどは大きくないポジションです。ライバルは「メルセデス・ベンツEクラス」や「アウディA6」。セダンのほかにステーションワゴンもラインナップしています。



かつては「ちょっと大きめ」程度だった車体サイズは、フルモデルチェンジのたびに大型化。最新モデルは全長が5mを超え、「少し前の7シリーズ」といえるほど立派になりました。運転する喜びにも徹底的にこだわり、ライバルよりも楽しいハンドリングが自慢です。


【5シリーズを代表する3モデル】


 ひと口に5シリーズといっても、モデルによってデザインや性能はまちまち。購入を検討するなら、代表的なモデルや特徴は押さえておきたいところです。ここでは5シリーズを代表する3モデルをピックアップしてご紹介します。


G60(2023年発売モデル)




 先代からのフルモデルチェンジは正常進化と言えるものですが、ついに全長5mを超える大きな車体になりました。現時点で日本へ導入されているエンジンは4気筒のみで、ガソリンターボの「523i」とディーゼルターボの「523d xDrive」を選択可能。駆動方式は前者が2WDで後者は4WDです。また「i5」とし、5シリーズとしてははじめて電気自動車も設定。エンジンから脱却した、未来を見据える5シリーズと言えるでしょう。


モデル変遷


2023年5月 「ザ・ファーストエディション」を設定



2023年7月 フルモデルチェンジ



2024年2月 ツーリングをフルモデルチェンジ


自動車ジャーナリスト工藤貴宏氏の『僕ならコレを選ぶ!』


 先進性や極上の快適性を考えれば電気自動車の「i5」を選びたいところですが、まだ外出先での充電などに不安を感じるところ。オススメは力強く燃費にも優れるディーゼルエンジンを搭載する「523d」です。




G30(2017年発売モデル)




 まるで少し前の7シリーズのように、堂々とした車体サイズと風格を備える7代目モデル。後輪操舵システムや先進の安全運転システムを採用するなどトピックも多く、先代対して先進性が大幅にアップしたのが特徴といえます。エンジンは4気筒が中心となり、定評のある6気筒エンジンは限られた高性能仕様だけに搭載。セダンボディのみですが、走りと燃費を両立するプラグインハイブリッド「530e」も用意されています。


モデル変遷


2017年1月 フルモデルチェンジ



2017年6月 ツーリングをフルモデルチェンジ



2017年8月 一部改良



2019年1月 「M5 コンペティション」を設定



2019年7月 「523d xDrive Mスピリット」を追加



2020年9月 マイナーチェンジ



2020年9月 「M5」と「M550i xDrive」を設定


5シリーズ G30の人気グレードをチェック!



人気ランキング グレード名 新車価格(万円) 中古車相場(万円) 掲載台数
1 523d Mスポーツ 836.0~ 190.0~381.4
2 523d ラグジュアリー 822.0~ 184.7~314.5
3 530i Mスポーツ 880.0~ 220.0~544.0
4 523i Mスポーツ 852.0~ 188.8~592.0
※2024年2月28日現在

自動車ジャーナリスト工藤貴宏氏の『僕ならコレを選ぶ!』


 数あるパワートレインのなかでイチオシは、「523d」に積むディーゼル。走りの力強さと低燃費を両立し、ドライバーとしても楽しめるうえに燃料代を抑えられるからです。


実際どうなの?ユーザーの反応は…


 どんなクルマかは分かったけれど、実際の使い勝手はどうか? 決して安くない買い物なだけにリアルな口コミが気になるところです。そこで、グーネットに寄せられたユーザーのレビュー投稿から一部をご紹介! ユーザーの感じた良い点悪い点をチェックしてみましょう。



レビュー件数:11


5シリーズ G30の作業実績


 故障は多い? 維持費がかかる? 購入後のことも気になりますよね。ここでは、自動車整備の実例をご紹介します。車検や修理などの維持や、カスタムの参考にしてください!


DME TUNE施工


【(株)M factory】
営業時間:10:00~19:00
定休日:月曜日その他レース、イベント日等
住所:〒561-0834 大阪府豊中市庄内栄町5-11-10


5シリーズ G30を動画でチェック!



F10(2010年発売モデル)



The new BMW 535i Sedan (01/2010)

 車体の基本設計などは7シリーズと共用が進み、大型化された車体サイズも見栄えがよくなったF10型は2010年に登場しました。エンジンは4気筒と6気筒を中心に、V8まで設定。大きなトピックは5シリーズの初のハイブリッドモデルの設定です。「アクティブハイブリッド5」として2012年3月から日本でも販売され、単なるエコモデルではなく最高出力306㎰の6気筒ターボエンジンを組み合わせる「環境性能を刺激的な走り」を両立されたモデルとなったのが特徴です。アクティブハイブリッド5を除き、ボディはセダンとワゴンから選択可能。


モデル変遷


2009年11月 5シリーズグランツーリスモを発表



2010年3月 セダンをフルモデルチェンジ



2010年7月 「523i」を設定



2010年9月 ツーリングをフルモデルチェンジ



2010年10月 Mスポーツパッケージを設定



2011年10月 「535i」の燃費を改善



2011年10月 ツーリングのラインアップを拡充



2011年11月 「518i」に新世代ターボエンジンを搭載



2012年3月 「アクティブハイブリッド5」を設定



2012年8月 「アクティブハイブリッド5」にMスポーツパッケージを設定



2012年8月 「523d ブルーパフォーマンス」を設定



2013年9月 マイナーチェンジ



2013年9月 ドライビングアシストを全車標準装備



2013年11月 ドライビングアシストプラスを全車標準装備



2014年6月 アダプティブLEDヘッドライトを標準装備



2015年6月 安全装備を充実およびディーゼルモデルの価格を改定


5シリーズ F10の人気グレードをチェック!



人気ランキング グレード名 新車価格(万円) 中古車相場(万円) 掲載台数
1 523i Mスポーツパッケージ 698.0~ 74.8~236.0
2 523d Mスポーツ 721.0~ 95.0~259.0
3 523i ハイラインパッケージ 649.0~ 69.1~186.7
4 528i 710.0~ 55.0~234.4
※2024年2月28日現在

自動車ジャーナリスト工藤貴宏氏の『僕ならコレを選ぶ!』


 手頃感でいえば当初のみ6気筒、2011年からは4気筒ターボエンジンを積む「523i」。しかしオススメは、走りが力強く燃費もいいディーゼルエンジンを積む「523d」です。ワゴンボディも魅力的。


実際どうなの?ユーザーの反応は…


 グーネットに寄せられたユーザーのレビュー投稿から一部をご紹介! ユーザーの感じた良い点悪い点をチェックしてみましょう。



レビュー件数:63


5シリーズ F10の作業実績


 ここでは、自動車整備の実例をご紹介します。車検や修理などの維持や、カスタムの参考にしてください!


ライト・ウィンカー類修理・整備


株式会社 中井鈑金自動車
営業時間:9:00~17:30
定休日:日曜祝祭日
住所:〒524-0014 滋賀県守山市石田町578-8





 車種の概要から人気モデル、ユーザーの声など大ボリュームで、5シリーズについて紹介しましたがいかがでしたでしょうか。愛車選びに失敗しないためには情報収集が肝心です。他にも圧倒的な人気を誇る車種についてたっぷり紹介しているので気になる車種があればぜひ覗いてみてください。