いすみ鉄道は、2024年3月16日のダイヤ改正に合わせ、同社に在籍する唯一の国鉄型気動車「キハ52-125」を本来の普通列車運用に変更するとともに、すべて臨時列車とし、多客期の臨時列車や貸切列車、イベント列車などで運用すると発表した。

  • キハ52形をモチーフにデザインされたいすみ350形(写真左)と「キハ52-125」(同右)

「キハ52-125」はこれまで観光急行列車として土休日に運行してきたが、ダイヤ改正後は定期運行をやめ、すべて臨時列車に変更するという。2023年度は台風13号の影響等で「キハ52-125」の運行が減ったため、ダイヤ改正後の乗車機会を増やすべく、土曜日と祝日の臨時運用も検討している。

ダイヤ改正後の運用に関して、3月16日から5月4日までの毎週土曜日と、3月20日、4月29日に多客期輸送の臨時列車として運行することが決まっている。5月11日以降、おもに貸切列車とイベント等で運用予定だが、多くの利用が見込まれる期間は輸送用の臨時列車として運行するとのこと。