スーパー戦隊シリーズ48作目の最新作『爆上戦隊ブンブンジャー』(テレビ朝日系 3月3日スタート)のキャストが18日に発表され、範道大也(はんどう たいや)/ブンレッドを、井内悠陽が演じることが明らかになった。

  • 範道大也(はんどう たいや)/ブンレッド役:井内悠陽

■『爆上戦隊ブンブンジャー』キャスト発表

「クルマ」をモチーフに、タイヤやスピードメーターをイメージしたレーシングスーツに身を包んだ「ヒーロー」が、自らスーパーマシンを作り上げて、限界突破していく同作。「クルマ×つくる」をテーマに掲げ、気分をブンブン、バクアゲしていく、大胆不敵で超前向きなヒーローを描く。範道大也(はんどう たいや)/ブンレッドを井内悠陽、鳴田射士郎(めいた いしろう)/ブンブルーを葉山侑樹、志布戸未来(しふと みら)/ブンピンクを鈴木美羽、阿久瀬錠(あくせ じょう)/ブンブラックを齋藤璃佑、振騎玄蕃(ぶれき げんば)/ブンオレンジを相馬理が演じる。

■大也は開発・改造の達人で「届け屋」

大也/ブンレッドは、開発・改造の達人で、作った車で「届け屋」をしている。人でもモノでも気にいると「惚れた!」「買った!」と気前よく威勢よく手に入れるキャラクターだ。物事の本質を見抜く力があり、勝負勘が強く即決即断。リスクがあっても「そのほうがバクアゲだろ?」と前向きに楽しむタイプとなっている。ロッドも銃も器用に使いこなし、状況に応じたクリエイティブな戦いを得意とする。

井内は2004年7月12日生まれの19歳、京都府出身でワタナベエンターテインメント所属。ブンブルーの葉山は大阪府出身で、関西人コンビとなる。制作発表会見では、演じる大也について「悲鳴を聞いたらじっとしていられない頼りになるキャラクターで、誰よりも熱い心を持っている。内に秘めてるタイプだけど、目の奥が燃えている表現ができるように演じたい」と意気込んだ。司会を務めるスーパー戦隊ファンの宮島咲良は「眉毛と目の位置が“レッド”の距離」と太鼓判を押す。

■井内悠陽、オーディション合格を振り返る

井内はオーディション合格について「面談がしたいから事務所に来てほしいとマネージャーさんに呼ばれて、10分くらい世間話をしていたら、急に『井内くん、戦隊、レッド、決まりました』と言われて、頭が真っ白になりました。『夢?』という発想にさえならなくて、井内くん……僕か、戦隊……あの戦隊か、と。サプライズで知らされてびっくりしました」と、合格が全く信じられなかったことを明かす。

さらに“最近の爆上エピソード”を聞かれると、井内は「高校を卒業してから、昨年事務所に所属して、いろいろなオーディションに行き始めたんですけど、初めてCMのオーディションに受かったときはすごくうれしくて、忘れられないです。自分で掴み取った……じゃないですけど、家族もおめでとうって言ってくれて、爆上がった瞬間でした」と初めてオーディションに合格したときのことを振り返る。そして今回の大也役合格を聞いたときの家族の反応を「僕以上に喜んでくれてうれしかったです。お母さんは泣いてました」と語り、カメラに向かって家族へのメッセージをと振られると「ありがとう……」とポツリ。絞り出されたような一言に、スタジオは笑いに包まれた。

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