ほかとは違う!コンプリートカスタム7選…東京オートサロンで発見

ベース車の面影をほんの少し残しながら、大胆なフェイスリフトとボディキットで新たなキャラクターを創造する。東京オートサロ2024ではエアロパーツの装着やタイヤ&ホイールの履き替えにとどまるドレスアップとは一線を画す、コンプリートカスタムカーが注目を集めていた。

■Cal’s Motor(キャルズモーター)

「最先端のクルマに、旧き良き美しさと個性」をコンセプトにした、アルパインスタイルのカスタムコンプリートカー。北米西海岸で生まれたキャルルックを最新車種かつ最新のカスタム手法で再現。一流のデザイナー、プランナー、ディベロッパーによる最新のR&Dテクノロジーを基に、純正クオリティに劣らない開発環境の下で、ベース車の安全装備や安全基準を損なわずに特別な1台を作り上げる。

Sonova(ソノバ)

ベース車はNV200バネットで、4ナンバーのバン(2列シート5人乗りの4WD)もしくは5ナンバーのワゴン(2列シート5人乗り、3列シート7人乗りの2WD)をラインアップ。ボディカラーモノトーン、2トーン合わせて全27色を設定。

フロントフェイスはクロームメッキフロントバンパーとルーバークロームメッキグリル、角型4灯LEDヘッドライトでベース車の面影はまったくなく、これらのパーツを装着するためにボンネットも新規に設定する徹底ぶり。ムーンクロームのホイールやホワイトリボンタイヤ、クロームメッキリヤバンパー、クラシカルウインカー、エンブレムの書体など、脇を固めるアイテムも徹底してクラシカルな雰囲気で、往年のアメリカンバンライフを演出する。

価格:ワゴン428万円~、バン453万円~

Bese(べアス)/Bese+(べアスプラス)

ベース車はBeseがジムニー、Bese+がジムニーシエラ。スクエアなフォルムはそのままに、クロームメッキが施されたフロントバンパー、スクエアなグリル、角型LEDヘッドライトなどで存在感のある顔つきに。

価格:Bese298万円~、Bese+318万円~

■VRARVA(ブラーバ)

エアロパーツからコンプリートカーまで、カスタムに関わるすべての製品を自社で開発・製造・販売する総合カスタムメーカーのKUHL(クール)。同社が長年培ってきたエアロ製造技術に加え、モータースポーツや風洞実験などで蓄積された独自のノウハウ、マシニングセンターや3Dプリンターを駆使した最先端のモデリング技術などを結集し、唯一無二のデザインを具現化したコンプリートカスタムカーがVRARVAだ。

VRARVA ORCUS(ブラーバ オーカス)

悪路走破性に優れた3列シートミニバンのデリカD:5をベースに、近未来を疾走するアクティブオフロードビークルに仕立てた。先進テクノロジーをイメージさせるメカニカルなデザインに、タフネスをカタチにした攻撃的なミリタリーテイストを融合。

価格:599万円~

VRARVA IO(ブラーバ イオ)

軽クロスオーバーのハスラーをベースにした、ブラーバのライトシリーズとしてカジュアルライトなブラーバの世界観を具現化したモデル。肩ひじ張らない気軽さはそのままに、メカニカルかつミリタリーテイストを含んだ独創的なスタイルは、紛れもなくブラーバファミリーの一員だ。

価格:249万円~

VRARVA MARS(ブラーバ マーズ)

ブラーバブランドの第一弾。ベース車はRAV4で、メタルをイメージさせるメカニカルデザインと、戦闘機のような攻撃的なミリタリーテイストを融合させた。オフロードシーンからアウトドア、都会にも溶け込む近未来クロスオーバーカーとして人気を集めている。

価格:429万円~

<文と写真=湯目由明>