流鉄は13日、流山線(馬橋~流山間)のダイヤ改正を2024年3月16日に実施すると発表した。JR常磐線各駅停車への乗継ぎ改善を目的としており、平日・土休日ともに早朝・昼間時間帯を中心に時刻を調整する。運転本数に変更はないとのこと。

  • 流鉄が3月16日に流山線のダイヤ改正を実施

現在、昼間時間帯の馬橋駅において、JR常磐線各駅停車の下り(柏・我孫子方面)は11~16時頃に毎時3・13・23・33・43・53分発だが、同時間帯に運転される流山線の下り(馬橋発流山行)は毎時16・36・56分発となっており、最短3分でJR常磐線各駅停車のホーム(1階)から改札階(2階)へ上がり、改札口から通路を通って流山線のホーム(1階)へ下りる必要があった。ダイヤ改正で流山線の発車時刻を変更し、現行ダイヤより余裕を持って乗り換えられるようにする。

平日の昼間時間帯、流山駅・馬橋駅ともに10~16時台の発車時刻を2分繰り下げ、現行の毎時16・36・56分発から毎時18・38・58分発に変更。土休日の昼間時間帯も、流山駅・馬橋駅ともに9~16時台の発車時刻を2分繰り下げ、現行の毎時16・36・56分発から毎時18・38・58分発に変更する。土休日は17時以降の発車時刻も変更。ダイヤ改正後、流山駅・馬橋駅ともに17時台は18・33・48分発、18時台は3・18・33・48分発、19時台は8・30・50分発、20時台は10・30・50分発、21時台は10・25・50分発、21時台は10・30・50分発となる。

早朝の下り初電についても、馬橋駅の発車時刻を2分繰り下げ、ダイヤ改正後は平日・土休日ともに同駅5時15分発で運転。JR常磐線各駅停車からの乗継ぎを改善する。上り初電(流山発馬橋行)と上り・下り終電の時刻に変更はない。1日あたりの運転本数も変更はなく、平日(月~金曜日)は64往復(上下計128本)、土休日は59往復(上下計118本)を運転する。