俳優の佐々木蔵之介が主演を務める『映画 マイホームヒーロー』(3月8日公開)の場面写真が5日に公開された。
■『映画 マイホームヒーロー』場面写真一挙公開
ごく普通のサラリーマン・哲雄(佐々木蔵之介)が、娘の零花(齋藤飛鳥)のために殺人・偽装工作・半グレ犯罪組織との攻防と様々なピンチに立ち向かう同作。今回公開されたのは、すべての罪を着せられて逃亡生活をおくっていた恭一(高橋恭平)と哲雄が7年ぶりに再会したシーンの場面写真で、哲雄は土下座して謝罪するも、頭を掴まれ積年の恨みをぶつけられてしまう。
また哲雄と妻・歌仙(木村多江)、愛息の彰(石塚錬)が突如放火された自宅を見上げ呆然とする様子や、“クセ強”の最狂ラスボス・志野(津田健次郎)が容赦なく歌仙と彰を脅す様子など、絶体絶命に陥る鳥栖家の様子が捉えられている。
さらには大雨の中、神妙な面持ちの哲雄と刑事となった零花(齋藤飛鳥)が2人きりの車内で対峙する緊迫のカットや、物語の鍵を握る、キュートさとミステリアスさを持ち合わせる謎の青年・大沢(宮世琉弥)のソロカットも。大沢が祈るように大事に握るボールペンには、彼の過去に繋がる秘密が隠されているという。
ついに家族にまで間野会の手が迫り、極限まで追い詰められるという状況について、佐々木は「もう逃げ場が無くなった。ついに追い詰められたって感じですね。ドラマの時は深夜ではあるものの地上波放送という制約がある中で、それでも凄く攻めていましたが、映画はやりたい事をとことんやっちゃったなと。僕に対して平気でナイフで切り付けてくるし、撃ちまくってくるし、色々やってくれましたね。こっちもやり返しましたけどね(笑)。志野が僕の勤めている会社の隣にデスクに座っているとか、会社の倉庫に間野会のメンバーが集まっていたり……何でそんなことになっているの?(笑) と時には笑ってしまいそうになるくらいに追い詰められていました(笑)」と、ドラマを超える映画ならでは大ピンチの描写で容赦なく追い込まれたと振り返る。
そんな佐々木の演技に松本桂子プロデューサーも「哲雄は殴られたり、流血したり、追い込まれたり……。いつもはシュッとした雰囲気のある蔵之介さんに、ボロボロになってもらいましたが、ご本人も面白がってやってくれました。感情の振り幅をしっかりと見せられるものにできたのは、蔵之介さんだからこそ」と太鼓判を押している。
きょう18時より、TVerにてドラマの無料再配信もスタート。合計3週間で全10話が無料で配信される。
【編集部MEMO】
『マイホームヒーロー』は原作:山川直輝氏、漫画:朝基まさし氏による同名コミックの実写化作。ドラマ版は2023年10月よりMBS/TBSドラマイズム枠で放送され、12月19日に最終回を迎えた。どこにでもいる普通の父親が娘に危害を加えようとした彼氏を殺してしまう衝撃の幕開けから、殺した彼氏が所属する半グレ犯罪組織に狙われながらも家族を守るための命がけの騙し合いが繰り広げられ話題に。映画版ではドラマ最終回から7年後を描く。
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