20日に放送されたテレビ朝日系ドラマ『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』(毎週土曜23:30~)第1話の見逃し配信が、1日で同局の「ナイトドラマ枠」最高記録を達成。現在、99.6万回と歴代最速で100万再生に迫っている。(ビデオリサーチにて算出 1月21日)

  • 篠田麻里子、小池徹平=テレビ朝日提供

■『離婚しない男』視聴率、反響、見逃し配信が絶好調

大竹玲二氏による人気漫画『離婚しない男』(講談社ヤングマガジンKC)をドラマ化する今作は、妻の不倫に気づかぬフリをしながら不倫の証拠を日々収集し、わずか1割と言われる父親の親権獲得を目指す男の姿を描くリコン・ブラックコメディ。20日には、主演の伊藤淳史が演じる主人公・サレ夫=不倫サレた夫である岡谷渉が悔しさのあまり歯が抜けたり、佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)扮する探偵・三砂裕、水野美紀演じる敏腕弁護士・財田トキ子という癖の強いキャラクターたちが登場したり、小池徹平がミステリアスなアプローチで芸能事務所の統括マネージャー・司馬マサトとして狂気を見せたりと、見どころ満載の第1話が放送された。

そして放送までベールに包まれていた綾香役・篠田麻里子の存在が開始早々に明らかになると、体当たりのラブシーンも含め驚きの声が続々。タイトルの『離婚しない男』に続き、「篠田麻里子」もトレンド入りを果たした。視聴率も個人全体が2.0%、ファミリーが1.4%、世帯が3.6%(21日 ビデオリサーチ調べ)と土曜ナイトドラマで初回最高数値をたたき出し、名実ともに絶好調の開幕となった。

■鈴木おさむ氏、篠田麻里子、自身の思いを投稿

これらの反響に鈴木氏は自身のXで篠田へ「オファーがあり、沢山沢山悩んだと思います。でも、動かないと景色は変わらない。受けて頂き、振り切ってやっていただき、本当に本当に感謝しています。篠田さんの一歩踏み出した勇気が、唯一無二のこのドラマを作りました」と感謝の気持ちを綴った。「このドラマの成功は、沢山の人に見られることですが、篠田麻里子という女優が、さらなるブレイクをすること」と、熱いエールを送られた篠田もまた、自身のInstagramで「オンエア当日までお知らせする事が出来なくてすみません。やっと皆さんにご報告できてうれしいです」と、無事に初回放送を迎えたことにほっとしている様子。「鈴木おさむさんの地上波連ドラ最後の作品ということで、私も覚悟を持って臨ませて頂きました!」と綾香を演じた思いを明かしている。

第1話は、現在ABEMA・TVerで無料見逃し配信中。

【編集部MEMO】第2話あらすじ
岡谷渉(伊藤淳史)は、妻・綾香(篠田麻里子)に不倫され、離婚して、父親の親権獲得率わずか1割という高い壁を乗り越えて愛娘・心寧(磯村アメリ)の親権を獲得するため奔走中。綾香と不倫をしている、心寧が通う芸能事務所のチーフマネージャー・司馬マサト(小池徹平)が、なぜ岡谷家のマンションの隣室に引っ越ししてきたのか……渉はその真意を測りかねていた。探偵・三砂裕(佐藤大樹)からの指示で、ふたりの情事を撮影するべくベランダから自撮り棒でスマートフォンを伸ばし奮闘するも、悔しさのあまりに力強く握った前歯が抜けてしまい……。ある日綾香は、渉のためにおにぎりを作ってくれるが、中の具材はなんと結婚指輪で――。しかも綾香は、洗濯物はすべて手洗いで行うよう渉に強要。加速する綾香から渉への嫌がらせを目の当たりにした裕は、一刻も早く優秀な弁護士を渉につけるべく、新たな秘策を提案する。一方の綾香は、マサトと新生活を送るため、渉と離婚し、心寧の親権と渉から多額の慰謝料をとろうと、なんと渉と同じく凄腕の離婚弁護士・財田トキ子(水野美紀)のもとを訪れる。そんな中、またもや隣室に住むマサトのもとへとやってきた綾香。渉と裕は、今度こそふたりの不倫の決定的証拠を押さえようと、集音マイクなどの機器をセッティングするが?