ロール白菜

「ロールキャベツ」ではなく「ロール白菜」。
キャベツよりも巻きやすく、上品な味わいの一皿に仕上がります。

白菜の厚みをそろえるため、芯の部分を包丁で薄くそぎます。
そぎすぎると穴が開いてしまうのでご注意ください。

芯はみじん切りにして豚肉に混ぜ込みます。

豚ひき肉に少量の片栗粉と刻んだ白菜の芯、ニンジン、ショウガを加えます。今回は冷蔵庫にあった水菜も刻んで入れてみました。その他、タマネギやパセリ、きのこ類などを加えてもおいしいですよ。

具をよく混ぜて、団子状に分けておきます。

具材を巻きやすくするため、白菜をサッと下ゆでします。
先に芯の部分を湯通しして、最後に葉もお湯にくぐらせます。

下ゆでした白菜はザルなどにあげておきます。

団子状にしたタネを包んでいきます。
できるだけ隙間(すきま)なく、キュッと巻いてください。

巻き終えたら爪ようじで止めてあげます。
2カ所くらい刺すと、上手に固定できます。

巻いた白菜を鍋に置き、コンソメスープを加えて煮込みます。

できるだけ動かさないよう、じっくり煮込んでください。
強火で煮込みすぎると白菜が溶けてしまうので、弱火でやさしく煮てください。

味とうまみが染み込んだロール白菜の完成です。

半透明の白菜がとても美しく、断面もキレイですね。
思いのほか簡単にできて、見た目もとても華やかな一皿です。

超かんたん! スタミナ豚キムチ

白菜キムチを使ってかんたんおいしい一品を。
白ごはんと食べたくなる、食欲そそる豚キムチです。

白菜を使った定番料理の一つがキムチ。
キムチは漬け込むうちに乳酸菌が生まれ、発酵によってビタミンB群が大幅に増えて栄養価がアップします。

豚肉にもビタミンB群が含まれているため、白菜キムチと合わせると疲労回復の強い味方に。スタミナたっぷりのメニューになります。

少量のニラを加えると彩りが増すだけでなく、強力な抗酸化作用があるビタミンEや免疫力アップのアリシンも摂取できます。アリシンには、ビタミンB1の吸収を高めて新陳代謝を活発にする働きがあります。

フライパンで豚肉とニンニクを炒めます。

豚キムチの一番のポイントが「豚肉をじっくり炒める」こと。
焦げる寸前までしっかりと炒めることでカリカリ食感が生まれます。
しっかり炒めないとグニッとした中途半端な食感になってしまいますよ。

豚肉を炒めたら、白菜キムチとニラをざっくり合わせて完成です。

他に味付けはいりません。白菜キムチの塩分だけで十分です。
ニラの濃い緑色が入っていると、全体の色合いがとても良く見えます。

炊き立ての白ごはんにかけるとスタミナ丼に!
間違いのないおいしさです。

白菜たっぷり定番ギョーザ

白菜と豚肉を使った定番料理「ギョーザ」。
冷凍して作り置きもできるので、白菜の大量消費メニューとしても優秀です。

豚ひき肉に刻んだ白菜、ニラ、ニンニク、ショウガをたっぷり入れて、よく混ぜます。
香り付けに刻んだユズも入れました。

デザートナイフを使うと、適量のタネをすくうのに便利です。

ていねいに包んであげます。

その日に食べきれない分は冷凍庫へ。

フライパンに油をひき、水を加えて蒸し焼きにしていきます。

最後に濃いごま油をまわしがけすると、焼き目がきれいについて香ばしい香りも立ちます。

お皿に移して、アツアツのうちに召し上がれ。

シンプル中華飯

白菜、豚肉、ニンジン、エノキ、うずらの卵。五つの具材でシンプル中華飯。
シンプルだけど奥深い味わいです。

鶏がらスープのもとで中華スープを作っておきます。
中華スープは他の料理にも使えるだけでなくそのまま召し上がれるので、たくさん作ってOKです。

今回は豚肉に白菜、ニンジン、エノキ、うずらの卵で中華飯を作ります。
他にエビやイカなどの海鮮やタケノコ、キクラゲ、ヤングコーンなどを入れるのもおすすめです。

豚肉を炒めた後に、うずらの卵以外の具材も投入します。
しばらく炒めたら中華スープを加えて一煮立ちさせます。

水溶き片栗粉でとろみを加え、うずらの卵を加えます。

ツヤツヤの中華飯ができました。

葉サンショウや青ネギ、パセリなどで彩りを添えて完成です。

白菜と豚肉のミルフィーユ鍋

豚肉と白菜だけで、おどろきのおいしさに!
冬の夜に食べたくなる、おすすめの鍋メニューです。

使用するお肉は豚バラスライス。
今回は千葉のブランド豚「いもぶた」のバラ肉を使いました。

白菜はどの部分でも大丈夫ですが、芯に近いほうが甘みがあります。

白菜の上に豚バラを並べていきます。

ある程度重ねたら、長さをそろえてカットします。

カットした具材を鍋に並べていきます。
深さが一定の鍋を使うほうが、具材の高さがそろってきれいに見えます。

今回は和食の一番だしを使いましたが、コンソメスープでも中華スープでもかまいません。
豆乳やトマト缶、キムチのもとを入れたりと、アレンジを加えるのも楽しいですよ。

鍋を沸騰させたら完成です。ユズをちらして風味をつけました。
からだの芯から温まる、ほっこりするやさしい味。
豚肉の脂を白菜が受け止め、白菜の甘みもしっかりと感じられます。

豚肉と白菜で、疲労回復メニューを気軽に

食材としての相性がいい豚肉と白菜は、和風、洋風、中華、韓国風と、どんな味付けにしてもとてもおいしく召し上がれます。
さまざまな味付けで、疲労回復につながる一皿を気軽に楽しんでください。