JR貨物関東支社大宮車両所は、引退したEF65形を往年の1000番代に復元した状態で展示する2月24日開催の「EF65形式直流電気機関車の撮影会」と、2月26日から3月1日まで開催される「EF65形式直流電気機関車見学会」について発表した。

  • 「EF65形式直流電気機関車の撮影会」の撮影イメージ

「EF65形式直流電気機関車の撮影会」では、1000番代に復元したEF65形2両を撮影可能。大宮車両所の開所130周年を記念し、会社発足直後(1987年当時)のオリジナル塗装に復元したEF65形1065号機と、1984年頃(当時は宮原機関区所属)の仕様に復元したEF65形1139号機を展示する。復元に関して、図面・写真をもとに当時に近い姿へ近づけているが、異なる部分もあるとのこと。

2月24日に午前の部(9時10分集合、9時30分から11時30分まで)と午後の部(12時10分集合、12時30分から14時30分まで)を開催。参加費は6万円(当日現地にて支払い・現金のみ)。午前の部・午後の部で30名ずつ、計60名を募集する。

  • EF65形1065号機の塗装イメージ

「EF65形式直流電気機関車見学会」では、EF65形の機器操作体験(空ノッチ・ブレーキ操作等)を約20分行えるほか、運転台・外観の見学や撮影なども可能。操作体験ができる車両によってコースが分かれており、「2065号機コース」は午前の部・午後の部で5名ずつ、「2139号機コース」も午前の部・午後の部で5名ずつ参加者を募集する。見学・撮影はどちらの車両も可能となっている。

EF65形2065号機、EF65形2139号機ともに、外観は1000番代を復元した状態で、一部車両部品等が外されている場合もある。2月26日から3月1日まで開催され、午前の部は9時30分から11時30分まで(9時10分集合)、午後の部は13時30分から15時30分まで(13時10分集合)行われる。参加費は5万円(現金のみ)。当日、現地にて支払う。

  • EF65形2065号機の運転台イメージ

  • EF65形2139号機の運転台イメージ

撮影会・見学会ともに、開催場所は大宮駅西口から徒歩10分のJR貨物関東支社大宮車両所(集合は正門前)。参加申込みはウェブ上の専用申込みフォームにて、1月26日17時まで受け付ける。募集人数を上回った際は抽選を行う。