女優の鞘師里保が主演を務めるテレビ東京の新水ドラ25枠『推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~』(1月10日スタート 毎週水曜25:00〜)の追加出演キャスト、およびEDテーマが10日、明らかになった。

  • 鞘師里保

新人広報ガール・朋太子由寿(鞘師)を陰ながら支えるオタク友達・岡林を滝沢カレン(※声の出演)、由寿が感銘を受けた株式会社明和 伝説の営業マン「おでん先輩」をバッファロー吾郎A、乳酸菌の変異株・プロキシを橋本淳が演じる。

また、主演の鞘師がドラマのEDテーマ曲を担当。圧倒的なダンスパフォーマンスでモーニング娘。の絶対的エースとして活躍し、卒業後は語学やダンスを学ぶためニューヨークへ単身留学、帰国後は役者とアーティストの2つの顔を持ち、活躍の場を広げる鞘師。注目のシンガーソングライター碧海祐人に依頼し書き下ろされた新曲「alchemy」は、チルアウトな雰囲気の曲調、クールでアンニュイなイントロと、優しく心に訴えかけるようなメロディーが、主人公・由寿の心情や情景と重なるリリックで彩られた。

■滝沢カレン(岡林役※声の出演) コメント

まずは、独特な出演方法で最初は驚きました! なぜ、わたしでいいのだろうか、と不思議がっていましたが、
鞘師さんが名前を出してくださったと聞いて、一気に嬉しくなりました。あまり使い心地のない発音や言葉並びでしたので、
言い方が難しかったりしましたが、逆の気持ちとしては、なかなか発することのできない言葉を言えたので一瞬の出来事で
したが、楽しく思い出に残りました。鞘師さんが当日来てくださったり、嬉しかったです!ありがとうございました。
全てを見たわけでもない私ですが、鞘師さんの見たことのない雰囲気や言葉や発想が散りばめられているような作品でしたので、みなさんはただリラックスしているだけで楽しめると思います。

■バッファロー吾郎A コメント

とても斬新な設定のドラマ。
そんな楽しみしかない中でチョイ役なんですけど重要な役どころをいただいて嬉しい限りです。

◆橋本淳 コメント

今まで色んな役と出会い向き合ってきましたが、今回まさか"乳酸菌"とは。吾輩役の橋本さとしさんに、すぐに連絡をし、内密に乳酸菌同士の結託はしておきました。と、驚きつつもその視点の面白さに、演じる側として心が躍りました。さらには、変異株のキメラとは・・・。前人未到の道を、新雪に足を踏み入れるように、フゴフゴと一歩一歩を楽しみつつ、現場の皆様とその感触を存分に味わいたいと思います。原作も脚本も面白く、想像だけがどんどん膨らんでおります。私が演じる"プロキシ"さんの登場はちょっと先なので、色んな妄想が具現化できるように自宅の冷蔵庫に控えている我が家の乳酸菌さんとも相談しておきます。心あたたまるお仕事(推し事)ゆるコメディ、さらには乳酸菌と共に生きる豆知識も得れるなんて、なんて贅沢なドラマ。きっと多くの方に響くのではないでしょうか。日々の生活に疲れたら、冷蔵庫の中に耳を傾けてこのドラマと向き合ってみませんか?きっと癒しの時間となるでしょう。そして何を隠そう、わたし自身も推し活をしている身。様々な推し活中の同志たちにも、ぴったりと寄り添う作品にもなると思いますので、どうか放送をお楽しみに。そしてもちろん推し活も引き続き楽しんでいきましょう。さらに、宮木あや子先生がお書きになられた原作『令和ブルガリアヨーグルト』(角川書店)も是非。ドラマでは描ききれない描写や各背景がびっしりと。そしてカバーの内外の仲間たち(乳酸菌)を発見し、口角が少し上昇しました。ドラマ、原作、推し活、それぞれを是非ともお楽しみください。

■鞘師里保 コメント

・本作『推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~』のエンディングテーマに決まってのご感想と楽曲「alchemy」に込めた思いをお聞かせください。

自分の主演作で歌わせて頂けるなんて、 歌を始めた頃の幼い私に伝えても信じてもらえないかもしれません。
物語とリンクさせながら、一人ひとりの日々を支えているそれぞれの誰か、何かに想いを馳せてもらえる瞬間が出来るような楽曲に仕上がっているのではないかと思います。

・ドラマ放送を楽しみにしています視聴者の方へメッセージをお願い致します。

いよいよ今夜からスタートします!
皆様の1日の終わりがホッと温まるようなそんな30分をお届け出来ますように。配信でも観て頂けたら。

■阿部真士プロデューサー(テレビ東京 配信ビジネス局 配信ビジネスセンター) コメント

時間的なことや御本人の負担などを考え、一度は諦めかけた鞘師さんによるエンディングテーマ。
完成されたものを聴いて、諦めないで良かったと心から思いました。「alchemy」には中世の「錬金術」と言う意味の他に「魔力」とか「秘法」のような意味があるとのこと。鞘師さんのエンディングテーマが「魔力」によって「推し召し」と言う作品に繊細で複雑なレイヤーを重ねてくれました。秘めた情熱で歌うことで、単純なお仕事ドラマでは終わらせない、ヨーグルトの研究や開発、販売や宣伝に携わったすべての人たちの努力や想いを表現出来たと思います。そして、この曲に合わせて出演者が踊ってくれないかしら……だって、鞘師さん、明日海さん、生駒さん、橋本さん、皆さん踊りがめちゃくちゃ上手ですよね……と、勝手な妄想を膨らませています。

【編集部MEMO】
同作は宮木あや子氏による小説『令和ブルガリアヨーグルト』の実写化作。就職活動中に読んだヨーグルトを題材にした創作小説にハマり、小説内で登場する“ブルガリア菌”の大ファンになった朋太子由寿(鞘師里保)が、乳酸菌(ブルガリア菌20388株/橋本さとし)に見守られながら、推し活に勤しみつつ、老舗食品メーカー・株式会社明和の新人広報ガールとして奮闘する姿を描く。

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