名古屋市交通局は、アジア競技大会(愛知・名古屋大会)が開催される2026年9月までの供用開始をめざし、鶴舞線の庄内緑地公園駅から赤池駅までの19駅を対象に可動式ホーム柵の整備に着手すると発表した。可動式ホーム柵の整備工事は1月9日から開始される。

  • 名古屋市営地下鉄鶴舞線の車両N3000形

ホーム柵の据付けに先行して、ホーム端への固定柵設置と可動式ホーム柵の開口となる部分への点字ブロック敷設を行う。続いて可動式ホーム柵を据え付けるための金具をホームの床に設置し、床面を養生材で保護する。その後、可動式ホーム柵の据付け工事を行い、調整作業を経て供用を開始する。可動式ホーム柵を据え付けてから稼働までの期間は扉が開いたままとなる。

ホーム柵の据付け作業は庄内緑地公園駅から赤池駅に向けて1カ月程度の間隔で順次進めていく予定。各駅の据付け日と稼働開始日は7月以降に順次発表するとしている。