女優の波瑠が主演を務め、木村佳乃が出演する松本清張ドラマスペシャル『ガラスの城』が、きょう4日(21:00~)に放送される。
■波瑠×木村佳乃、松本清張サスペンスに挑戦
社員旅行中に起きた不穏な殺人事件を糸口に、一流企業にはびこるさまざまな欲望と犯罪の構図を鮮烈に描いた松本清張氏の社会派ミステリー『ガラスの城』が、舞台を大手商社に移した令和版としてスペシャルドラマ化される。主演を務めるのは、清張作品への出演は今回が初となる波瑠。さらに『夜光の階段』(09年)、『球形の荒野』(14年)、『霧の旗』(14年)で清張作品に取り組んできた木村が出演、波瑠とNHK連続テレビ小説『あさが来た』(15~16年)以来約8年ぶりの共演を果たす。
国内有数の大手商社「實友商事」に勤めるエリート社員たちが風情あふれる修善寺で社員旅行に興じる中、期せずして発生した殺人事件。部長が何者かに殺されるという事件を機に、同社は図らずも、これまで隠蔽されてきた社内の膿を露呈していくことに。不穏極まりない社内殺人事件の独自捜査に乗り出す一見対照的な社員・地味な一般職の的場(波瑠)と、出世頭のバリキャリ課長・三上(木村)。2人はそれぞれ事件現場となった修禅寺近辺をはじめ、各地を果敢に飛び回りながら真相を追及していく。ところがこの事件、容疑者は全社員!? どこまでも負の連鎖が止まらない闇深き事件で……。被害者である部長の不倫疑惑をはじめ、次々とあぶり出されていく社内に巣食う猛烈な欲望の数々、そして的場と三上のとんでもない秘密。さらに、図らずも誘発されていく、新たなる震撼の事件。やがて的場も警察にマークされるなど、物語は完全想定外の軌道を辿っていくことに。的場と三上の身にもやがて命を脅かす危険が迫る!? 「これ以上 首を突っ込めば 殺す」――謎の真犯人から背筋が凍るような警告メッセージまでもが届く。一筋縄ではいかない謎と欲望が渦巻く中、真相究明にまい進する的場と三上を待ち受ける運命、そして白日のもとに晒される驚がくの真相とは。
【編集部MEMO】あらすじ
都心にガラス張りの立派なオフィスを構える大手商社「實友商事」。さまざまな欲望を隠し持つエリートたちが集まる同社の次世代エネルギー部で、久々に社員旅行が開催されることになった。静岡で行われる展示会の後、慰労も兼ね、修禅寺で一泊しようというのだ。ほかの社員との付き合いが皆無に等しい地味な一般職・的場郁子(波瑠)、そして出世頭のバリキャリ課長・三上田鶴子(木村佳乃)はそれぞれ、まるで気が進まないものの渋々参加。旅館で行われた宴会でも社員たちが盛り上がる中、的場は食事を終えるや、そそくさと退席してしまう。一方宴会後に散歩に出かけた三上は、薄暗い竹藪道で“まさかの光景”を目撃する。なんと出世街道まっしぐらのエリート部長・杉岡久一郎(丸山智己)が、旅館の浴衣を着た誰かと親密に寄り添っていたのだ。これは社員旅行に便乗した社内不倫!? 偶然つかんだ不倫疑惑に思わず胸が躍った三上は、顔までは見えなかった相手の正体を密かに詮索し始める。その直後、“とんでもない事件”が発生する。なんと、急用で先に帰京したはずの杉岡がそのまま行方をくらまし、修禅寺近くの工事現場で遺体となって発見されたのだ――。










