JR東日本新潟支社は、2024年3月16日に実施するダイヤ改正で、磐越西線から信越本線への直通運転を見直し、利用状況に合わせた両数に変更すると発表した。新潟駅発着の下り2本・上り3本を新津駅発着とし、2両編成での運転とする。

  • 磐越西線会津若松~新津間の列車はおもにGV-E400系で運転。一部列車は信越本線に乗り入れ、新潟駅まで運転される(2019年7月、新津駅で開催されたイベント取材時に撮影)

新潟県側の磐越西線は会津若松駅から新津・新潟方面へ向かう列車に加え、馬下駅または五泉駅で折り返し、新津・新潟方面へ向かう列車も多数設定されている。朝の下りは始発列車から8時台の列車まですべて信越本線へ乗り入れ、新潟駅まで運転。日中時間帯の一部列車も新潟駅発着で運転され、夕夜間は上りを中心に新潟駅から磐越西線へ乗り入れる列車が設定されている。ダイヤ改正に合わせ、午後の時間帯に運転される一部列車を対象に、新潟駅発着の直通運転を取りやめる。

下りは現行の津川駅14時58分発・新津駅15時52分着・新潟駅16時15分着、馬下駅19時28分発・新津駅19時54分着・新潟駅20時19分着の2本について、運転区間を短縮して新津行とし、両数も4両編成から2両編成に減車する。新津~新潟間は現行の列車とほぼ同時刻で4両編成の列車を設定し、新津駅で磐越西線の列車から同一ホームで乗り換えられるようにする。

上りは現行の新潟駅16時28分発・新津駅16時52分発・馬下駅17時20分着、新潟駅17時37分発・新津駅18時3分発・馬下駅18時36分着、新潟駅20時44分発・新津駅21時9分発・馬下駅21時37分着の3本について、運転区間を短縮して新津発馬下行とし、両数も4両編成から2両編成に減車する。新潟駅から新津駅まで、現行の列車とほぼ同時刻で4両編成の列車を設定し、新津駅で磐越西線の列車へ同一ホームで乗り換えられるようにする。

なお、磐越西線の一部列車で実施しているワンマン運転に関して、五泉~新津間の利用方法を変更。同区間の無人駅を含む各駅ですべてのドアから乗降可能とする。ワンマン運転の列車・区間も増やし、野沢~津川間の一部列車でもワンマン運転を開始するとのこと。