お笑いコンビの千鳥が司会を務める『M-1打ち上げ by ストロングゼロ』が24日24時より配信され、『M-1グランプリ2023』のファイナリストたちが順番に登場。松本人志のヤーレンズへの審査コメントが話題にのぼった。

千鳥の大悟

■ヤーレンズ「あと1票で優勝だったのかって」

1stラウンドでは6番目にネタを披露し、656点で2位通過したヤーレンズ。最終決戦は、令和ロマンが4票、ヤーレンズが3票獲得で、あと1歩のところで準優勝となった。ノブに「ちゃんと喋るの初めてかもしれないね」と呼び込まれたヤーレンズ。ノブは「すごいわ」、大悟は「こら変わるな、人生」とねぎらう。出井隼之介は「ちょっと人生変わるかなって喜んでたんですけど、だんだん時間が経つごとに、『あと1票で優勝だったのか』って」と笑いながらも悔しさをにじませた。大悟に「でも初進出で2位は、流れはいいよ」フォローされるも、楢原真樹は「ここで獲らないと、来年は飽きてるかも」と不安げな表情。しかしノブは「ない!」と言い切り、「来年は優勝候補」とエールを送った。

  • ヤーレンズ

■松本人志の審査コメントに喜び爆発

大悟に「2本目もバカウケで終わってるもんな。やってて、『いけてるいけてる』って気持ちよかった?」と聞かれると、出井は頷き、「1本目が終わった後に、松本(人志)さんが、『ずっと面白かったから、お客さんしんどそうやったな』って言ってくれて」と松本人志のコメントを振り返る。そのとき喜びが爆発したようで「やめなくてよかったなって」とニッコリ。大悟は『おもろすぎてお客さん笑い疲れてた』なんて、あんなこと、漫才師まだ誰も言われたことないぞ」、ノブは「このボケが面白いって笑ってたら、もう次のボケが来て」と激励した。楢原は「審査員さんのコメントを聞いていると、皆違うボケを言ってくれて、それぞれに面白いところがあったんだってうれしかった」と笑顔を見せた。

【編集部MEMO】

24日にABCテレビ・テレビ朝日系で生放送された『M-1グランプリ2023』。ファーストステージは、1位.さや香(出番順3番、659点)、2位.ヤーレンズ(出番順6番、656点)、3位.令和ロマン(出番順1番、648点)、4位.マユリカ(出番順5番、645点)、5位.真空ジェシカ(出番順7番、643点)、6位.カベポスター(出番順4番、635点)、7位.モグライダー(出番順10番、632点)、8位.ダンビラムーチョ(出番順8番、631点)、9位.シシガシラ(出番順2番、627点)、10位.くらげ(出番順9番、620点)という順位に。ファイナルステージは順位の高いコンビからネタ順を選択し、令和ロマン、ヤーレンズ、さや香の順番で漫才を披露した。審査員は山田邦子がヤーレンズ、博多大吉が令和ロマン、富澤たけしがヤーレンズ、塙宣之が令和ロマン、海原ともこがヤーレンズ、礼二が令和ロマン、松本人志が令和ロマンに投票、4対3で接戦を制し、令和ロマンが優勝した。