インタツアーは12月12日、24卒~27卒学生対象の「業界別イメージ調査 人材業界編」の結果を発表した。同調査は9月1日~10日、24卒、25卒、26卒、27卒大学生1,156名を対象に、インターネットで実施した。

  • 人材業界のプラスのイメージ

人材業界のプラスイメージについて尋ねたところ、「自分が成長できる」(33.1%)が最も多く、「若いうちから裁量権がある」(31.7%)、「社会貢献度が高い」(27.5%)、「安定している」(23.4%)、「優秀な人材が多い」(23.2%)と続いた。一方、少なかった回答は「伝統的・歴史がある」(4.1%)、「先進的」(3.8%)などだった。

人材業界の悪いイメージについて聞くと、最も多い回答は「全国転勤がある」(35.7%)で、2位は「ワークライフバランスが取れない」(31.1%)、3位は「給料が低い」(25.0%)だった。

「優秀な人材が少ない」(5.6%)、「裁量権が無い」(6.7%)、「社会貢献度が低い」(7.1%)といった回答は少なかった。

  • 人材業界のマイナスイメージ

人材業界の具体的な仕事のイメージについて尋ねると、「人と企業を結ぶ」(25.9%)が最も多く、「求職者への面談・紹介」(15.8%)、「派遣」(13.3%)と続いた。

  • 人材業界ではどのような仕事をするイメージがありますか

人材業界の企業の選考を受けるかどうか聞くと、19.6%が「受けようと思っている(受けた)」、22.1%が「受けるかもしれない」と答えた。合わせると41.7%が志望に対して前向きであることがわかった。

人材業界を「受ける」「受けるかも」と回答した学生に、そのほかに志望している業界を尋ねると、「メーカー」(47.6%)が最も多く、以下「IT・ソフトウェア・情報処理」(35.6%)、「金融(証券・保険)」(23.2%)、「商社(総合)」(23.2%)と続いている。

  • 人材業界の他に志望している業界を教えてください

人材業界で知っている企業名について尋ねたところ、1位は「リクルート」(34.8%)、2位は「マイナビ」(24.6%)、3位は「パーソルホールディングス」(17.4%)となった。マイナビは業界内の規模では上位にあるパーソルホールディングスを上回っており、就活メディアとしての知名度が大きく影響していると思われる。

具体的な企業名が「わからない」と答えた学生は38.3%だった。

  • 人材業界で知っている企業名