学情は、2025年卒学生対象「就職人気企業ランキング」を発表した。調査は、4月1日~10月31日、2025年3月卒業予定の大学3年生、大学院1年生、7,715名を対象に行った。

総合ランキングのトップは6年連続で伊藤忠商事がランクイン。2022年度決算では、エネルギー・化学品、食料、住生活、金属など多分野で大きく収益を伸ばしています。また午後8時以降の残業を原則禁止する「朝型勤務」など、働きやすさの充実を図っていることも人気につながったと言える。

2位に講談社、3位に集英社、7位にKADOKAWA、9位に小学館と、出版社がトップ10に4社入ったのは2001年卒ランキング以来初めて。ゲームや玩具を扱う業界も人気で、4位任天堂、15位バンダイ、33位バンダイナムコエンターテインメント、39位セガ、41位コナミグループ、66位タカラトミーグループ、70位カプコン、85位ソニー・インタラクティブエンタテインメントが100位以内にランクイン。映画業界では32位の東宝、61位の東映がそれぞれ順位を上げて上位に入っています。デジタルネイティブである学生から、ゲームやデジタルコンテンツを提供する企業が支持されていることが分かる。

例年人気の食品メーカーは今年も強く、アサヒ飲料、味の素がトップ10に入った。50位以内には、7社がランクイン。日々の生活を支える「食品」も安定した人気を誇っている。