フジテレビ系列各局が参加する「第32回FNSドキュメンタリー大賞」の大賞作品に、長野放送制作の『最期を生きて-「看取り」支える訪問診療-』が決定した。フジテレビで1月3日(4:55~ ※関東ローカル)に放送される。

  • 『最期を生きて-「看取り」支える訪問診療-』

『最期を生きて-「看取り」支える訪問診療-』は、新型コロナの影響で病院では大切な人との別れの時間を過ごすことが難しくなり、在宅医療の役割が高まってきている昨今の「看取り」の今を見つめた作品。住み慣れた家で、その人らしく、その家族らしく、その日を迎えようとする患者と家族、それを支える医師の姿を追っているが、社会的な問題を、説得力ある取材、構成、ナレーションなど丁寧に描き、現場の空気感を伝えるものに仕上がっているところが高く評価された。ナレーションは、小林聡美が担当している。

嶌田哲也プロデューサー(長野放送報道部長)は「大切な人との別れが病院では難しくなったコロナ禍。訪問診療の役割を伝えようと始まった取材は、やがて“看取りの今”を見つめるものになりました。人生で最も尊重されるべき“最期”の姿。それを取材できたのは、“看取り”と真摯(しんし)に向き合う医師の協力、患者ご本人とご家族の理解があったからです。改めて感謝申し上げます。“死ぬことは最期を生きること”。今後もその意味を問いながら、訪問診療・在宅医療の在り方を見つめていきたいと思います。大賞の受賞は望外の喜びです。特に通常ニュースの特集から出発したドキュメンタリー作品が評価されたことをうれしく思います。取材した記者の貴重な経験を報道部内で共有し、日々のニュース取材に生かしていきたいと思います」とコメントした。

優秀賞は、フジテレビ制作『最期を選ぶ~安楽死のない国で私たちは~』。特別賞は、福井テレビ制作『私たちインドから来ました ~15人が起こした小さな奇跡~』と、テレビ新広島制作『清流のヌシの叫び~繋ぐ命と扱う命~』に決定。ノミネート作品は、BSフジで来年4月以降、毎週日曜(27:00~)に順次放送予定となっている。

  • 『最期を選ぶ~安楽死のない国で私たちは~』

  • 『私たちインドから来ました ~15人が起こした小さな奇跡~』

  • 『清流のヌシの叫び~繋ぐ命と扱う命~』

(C)長野放送 (C)フジテレビ (C)福井テレビ (C)テレビ新広島