【小田原 観光スポットレポ】前編:小田原から行く!大雄山最乗寺と大山…

小田原から一歩先へ。足を伸ばしてみませんか?

画像出典:湘南人

小田原は神奈川県の西部に位置し、南には相模湾、西には箱根山という、海と山に恵まれた立地です。四季を通じて比較的温暖なエリアで、小田原城や小田原(早川)漁港をはじめとした観光スポットが豊富です。

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今回は小田原を出発駅として、秋の風物詩「紅葉」を昼も夜も楽しめる1日満喫コースをご紹介します。

昼は伊豆箱根鉄道大雄山線で行く大雄山最乗寺、夜は小田原線と神奈川中央交通バスで行く大山阿夫利神社です。

出発地の小田原駅構内には、名産店やお土産店があり駅弁も販売しています。首都圏から電車で2時間足らず、高速道路で約1時間、新幹線なら35分です。

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まずは、昼の紅葉を見るために、大雄山最乗寺に向かいます。伊豆箱根鉄道 大雄山線に乗り、終点の大雄山駅からバスに乗り換えて最乗寺のある道了尊へ!

大雄山線はステンレス地に青を基調とした車両ですが、他にも、ミントグリーンに塗色した「ミント・スペクタクル・トレイン」、「DAIYUZAN イエロー・シャイニング・トレイン」など、カラフルな車両を展開しています。

今回乗ったのは、大雄山最乗寺をイメージした天狗色(朱色)のレトロな「天狗電車」、2両編成でした。

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赤いボックスシートにはレース調のビニールカバーがかかっていて、なんとなく昭和の雰囲気を感じました。

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終点の大雄山駅に到着すると、ここからバスに乗り換えます。

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駅を出ると、金太郎の銅像があります。

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いざ、伊豆箱根バス 1番線乗り場へ。乗車するのは「道02」という道了尊最乗寺行きのバスで、大雄山駅からの乗車時間は約10分、料金は300円です。

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市街地を抜けて、どんどん山奥へと入っていきます。

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終点は、木々に囲まれた森の中でした。

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バスの本数が限られているので、帰りのバスの時間をチェックしておくと安心です。

最終バスは16:50です。時刻表は変更する可能性がありますので、最新の情報を確認してくださいね。

さて、バスを降りて山門をくぐると、大きな樹々や石碑が並ぶ階段があり圧巻です。総受付への階段を上ると社務所などがあります。

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最乗寺の境内はとても広いので、時間に余裕をもっておくと安心です。

パワースポットと言われる場所や建物が八ヶ所あり、スタンプラリーも開催しています。

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こちらは、奥の院への階段です。

引き返そうかと思うような階段数ですが、少しづつ上がれば大丈夫です。両側に在わす大天狗とカラス天狗が、印象的でした。

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十一面観世音菩薩が祀られている奥の院は、堂内に上がることができます。

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なんとこの場所にはお土産屋さんがあり、無人ではありません。お守りやお札、最乗寺の水なども販売しています。

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帰りは、奥の院の右側に緩やかな下りの林間道がありますので、森林浴を楽しみながらゆっくり降りていくことができます。

時々どこからともなく法螺貝(ほらがい)の音が聞こえてきて、まるで天狗が山を駆け巡っているかのようでした。

御真殿「妙覚宝殿」の傍には、奉納された鉄下駄が並び、大下駄は最大のもので3トンというから驚きです。他にも、三面大黒尊天が祀られている「三面殿」など、紹介しきれないほどの見所があります。

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さて、最乗寺近くでのランチは、最乗寺の仁王門に隣接する天んぐという食事処がお勧めです。

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ランチメニューは一種類のみ、天んぐ御膳 2,420円(税込)です。

先付けにトロトロのさしみゆば、そして、おこわ、茶碗蒸し、温野菜ともち豚のしゃぶしゃぶ、小田原の十郎梅、汁物、煮物、お漬物が御膳になっています。

デザートに和菓子と珈琲が付いて、満腹になります。

季節により内容が変わることがあるそうで、それも楽しみですね。

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おこわには、ホクホクの大きな栗がごろごろ入っていました。

十郎梅は、大きくて皮が薄く肉厚でとろけるような食感。一度食べたら病みつきになる梅干しです。

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最乗寺に因んだお土産も販売していて、種類豊富でした。招福菓子「下駄饅頭」は、こし餡のもっちりしたお饅頭です。天んぐのランチは14:30までなので、参拝後にゆっくりと仁王門を眺めながら甘味を味わうのもよいですね。

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たっぷりと最乗寺を堪能したら、一度小田原駅に戻ります。

後編は、大山阿夫利神社の紅葉ライトアップへと続きます。

【小田原 体験レポ】後編:小田原から行く!大雄山最乗寺と大山阿夫利神社の紅葉 - 来年は絶対に行きたくなる、紅葉おすすめコース

昼とは一味違う夜の紅葉をレポートしますので、ぜひご覧下さい。

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施設紹介

【小田原駅】■住所:〒250-0045 神奈川県小田原市城山1丁目1−1■営業時間:5:45~20:00■詳細:JR東海小田原駅

【大雄山 最乗寺】■住所:〒250-0127 神奈川県南足柄市大雄町1157■電話番号:0465-74-3121■営業時間:総受付6:00〜16:00、お守り売場9:00〜16:00  行事などにより前後する場合があります。

アクセス

【小田原駅】東海道山陽新幹線 東京から35分東海道本線 快速アクティー 東京駅から1時間15分小田急小田原線 急行 新宿駅から1時間35分、ロマンスカー 新宿駅から1時間10分

【大雄山 最乗寺】小田原駅から 大雄山線 大雄山駅まで 21分、大雄山駅からバスに乗り換え  道了尊まで  10分