今年もやってきた忘年会シーズン。だが飲み会は好きでも大人数は苦手、なんて人も多いと思う。そんなときこそ家飲みだ!……というわけで、ピーコック魔法瓶工業の「DINING炉端」&「おうち居酒屋」シリーズを試してみた。

  • 「DINING炉端」&「おうち居酒屋」シリーズで家飲みしようぜ!

お家で仲間と居酒屋気分を楽しみたい!

居酒屋の雰囲気といえばなにか。それぞれにこだわりがあるだろうが、個人的にはやはり炉端焼きを推したい。強火であぶられた食材のあの香り、適度に油が落ちた肉の旨み、火を通した新鮮野菜の甘み……もうお酒が何倍もウマくなる空間だ。

だが炉端焼きを自宅で行うには大きな問題点がある。そう、煙と油と匂いである。自宅焼き肉もそうだが、家の中が油煙で燻製状態になる。最高の食事を終えた後の食器洗いと掃除の面倒くささが半端ない。翌朝には壁紙に染みついた匂いにうんざりする。気密性の向上した現代の住宅には致命的に合わない調理方法なのだ。

「でも、自宅で炉端焼きができたら最高だよなぁ……」そんな思いに応える製品を作ってしまったのが僕らの味方、ピーコック魔法瓶工業。今回は、電気炉端焼き器「DINING炉端」と「おうち居酒屋」シリーズのタンブラーで家飲みを実施してみた。

  • ピーコック魔法瓶工業の電気炉端焼き器「DINING炉端」

  • さまざまなお酒に合わせたラインアップが用意されている「おうち居酒屋」シリーズ

居酒屋と言ったら炉端焼きでしょ!

というわけで集合したのは、マイナビニュースの某編集者宅。準備はお任せし、筆者はただ食らうのみである。居酒屋っぽくカツオのたたきやパリパリキャベツが用意されているのがわかってるね! キミ!

テーブルのベストポジションに鎮座した本日の主役「DINING炉端」は、幅42.5×奥行16×高さ13.5cmのコンパクトサイズ。テーブルに置いても邪魔にならず、1~2人程度の晩酌が想定されているのだろう。炉端焼きなのになんだがスタイリッシュなデザインも素敵だ。このお家の素敵なインテリアにマッチしているのがなんだか悔しいぞ。

  • テーブルにおいても邪魔にならないコンパクトさ、野暮ったくならないデザインが秀逸

そんな思いをつまみで和らげつつ、さっそく「DINING炉端」を使っていこう。電源ケーブルの根元にある温度調節器のダイヤルで160~230度と保温が選べるので、最初は最高温度でヒーターを加熱。ほどよく暖まってきたところで、鶏肉、牛肉、野菜などを焼いていく。

  • 同時に焼けるのは6~7串程度。1~2人で使うのがちょうど良いサイズだ

しばらくするとお肉の脂が油受け皿の水にジュッと落ちる音が聞こえてくる。これこれ、これだよね、居酒屋気分。だがここで大きな違いがわかる。そう、煙が少ないのだ。

「DINING炉端」は、油が落ちやすいプレート裏側を3次元アーチ構造にし、油を集めてからスピーディに落としたり、プレート側面を傾斜させることで油だまりを作らないようにすることで、調理中の煙の発生を抑えているのだという。その効果は、ピーコック魔法瓶工業調べで約81%軽減。

  • 串焼きをしていても煙がほとんどわからない

では肝心の味の方はどうなのか!? しっかりと焼き目がつき食欲をそそる加減になっている串焼きを頬張る。肉に厚みがあるだけにしっかり焼けているか心配だったが、ノープロブレム。火力も申し分ない。中までしっかりと火が通っており、居酒屋で最初の一品を味わうあの瞬間を堪能できた。

  • おいしそうな焼き目のついた串焼き。中までしっかりと火が通っていてウマい!

さらに、「さすがにこれは無理でしょ?」と思ったサンマも、みごとに煙が減る。さすがに無煙とはいかないが、サンマ焼きのイメージが覆ること請け合いだ。

  • サンマを焼いてもあまり煙が出ないのはスゴい!

  • 焼き肉だってOK。少ない煙で楽しめる

お酒がウマくなきゃ家飲みとは言えん!

肉を味わったら、ほしくなるのはおいしいお酒だ。ここで本日の名脇役、「おうち居酒屋」シリーズの「酎ハイタンブラー」にご登場いただく。

ピーコック魔法瓶工業が誇る真空二重構造で冷たさを長時間キープする、この「酎ハイタンブラー」。内側の凹凸を限りなく少なくした鏡面仕上げで炭酸がより長持ちするのが大きなウリだ。

350mlと500mlが用意されているが、今回使用した500mlのサイズ感がまた良い。ビアタンブラーほど大きすぎず、だが氷を入れてもしっかりと飲む量を確保できる。さらに氷も溶けにくく、焼酎が水っぽくなりにくい。「もう一口欲しい」と感じず、かつ最後に残った焼酎が薄くてガッカリ……ということもなく、飲み過ぎずに満足できた。

  • 家飲みが楽しくて誰も写真を撮っていなかったが、こちらが「酎ハイタンブラー」

家飲みを楽しむなら道具にもこだわろう

コロナ禍で一気に需要が増した家飲み。居酒屋で飲むのはもちろん良いが、家飲みには家飲みの利点がたくさんある。素敵な道具を用意したら、居酒屋の魅力と家飲みの利点を両取りできるかもしれない。家飲み環境を整えて、お正月を迎えるのも良さそうだ。