お笑いコンビ・スーパーマラドーナの武智が27日、YouTubeチャンネル『スーパーマラドーナ劇場』で公開された動画「【ラジオ】『スーパーマラドーナのスーマラジオ』#32(2023.11.27)」に出演。2016年の「M-1グランプリ」を振り返った。

スーパーマラドーナ・武智

「M-1」について話す中で、スーパーマラドーナが3位で終わった2016年大会の話題に。この大会の決勝でも披露した「エレベーター」のネタが、10月頃に「やっと出来た」と語る武智。しかし、トリック的な要素のあるネタのため、「1回やるとウケがかなり下がる」という考えから、「絶対準決勝に置いとかなあかんってなって、準々でやるネタがないってなって」「3回戦から準々までの2週間ぐらいで新ネタ作った」という。

それゆえ、「最悪落ちてもいいと思って」準々決勝に臨んだそうで、「終わった瞬間は『あ、落ちたな』って。他のコンビ見ててもどんどんウケてたので」と回想。しかし、結果的に通過することに。そして、「それで準決勝でエレベーターに閉じ込められるネタやって、決勝に行ったんやけど、今考えるとやで? タラレバやけど、落ちといたほうが良かったんちゃうかなって」と振り返る。

その理由は「(エレベーターのネタが)不完全やったから、本番やった時、松本さんに『中盤弱かった』って指摘された」というもので、「1年あればそこも強くできてたはずやし、もう一本強いネタ作ったら優勝もあったんちゃうかなって僕は思いましたね」と明かしていた。

【編集部MEMO】
『スーパーマラドーナ劇場』は、『M-1グランプリ』の決勝に2015年から2018年まで4大会連続で進出したお笑いコンビ・スーパーマラドーナ(武智、田中一彦)によるYouTubeチャンネル。武智は『M-1』出場時に最大7キロ痩せるなどストイックな姿勢で知られ、出場資格を失った今でも『M-1』への情熱は冷めていないことから、「Mおじ(M-1おじさん)」という愛称が定着。それゆえに、『スーパーマラドーナ劇場』においても『M-1』考察動画が特に注目を集めている。2022年11月30日公開の動画「【速報】M-1GP2022ファイナリスト9組が決定!」では、「GYAOの生配信で(かまいたちの)濱家(隆一)くんが自分たちのことを『M-1の周りを飛んでるハエ』って言ってましたけど、僕です。ハエの親玉が僕です」と冗談めかし、笑いを誘っていた。