俳優の板垣李光人が、なにわ男子の道枝駿佑が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『マルス-ゼロの革命-』(2024年1月スタート 毎週火曜21:00~)に出演することが明らかになった。キャストはきょう29日より、毎日21時に6日連続で発表される。
■道枝駿佑、ゴールデン帯連続ドラマ初主演作『マルス-ゼロの革命-』
ドラマ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(19年)などを手掛けた脚本家・武藤将吾氏の完全オリジナルである今作は、謎多きカリスマ転校生と落ちこぼれ高校生たちが令和の日本をぶっ壊す、前代未聞の「青春“クーデター”サスペンス」。「何かを変えたい」――そう願う落ちこぼれ高校生たちが、道枝演じるカリスマ的なリーダー・美島零(みしま・ぜろ)に導かれ、「マルス」という動画集団を結成、大人社会に反旗を翻していく。
■板垣李光人、いじめに遭っている高校生・逢沢渾一役に
昨日公開されたティザー映像で「死を覚悟した僕の前に彼(=ゼロ)は現れた」とのナレーションも務めていた“僕”を演じるのは、板垣。今年は大河ドラマ『どうする家康』(NHK)で徳川四天王の1人・井伊直政を演じ、現在放送中の『フェルマーの料理』(TBS)での好演も話題を呼んでいる。今作で演じるのは、いじめに遭っている高校生・逢沢渾一(あいざわ・こんいち)、通称「アイコン」。学校ではいじめられ、唯一の拠り所だったSNSでも居場所を失い、死のうとしていたときにゼロと出会ったアイコン。ゼロの不思議な魅力に動かされ、彼に身をゆだねることを決意したアイコンは、やがて動画集団「マルス」で、ゼロの右腕的な存在に。今作でゴールデン帯連続ドラマ初主演を飾る道枝とはプライベートでも親交があるそうで、「今回の零という役を彼がどのように魅せてくれるかとても楽しみ」としながら、「零と渾一の不思議な関係をディスカッションしながら作っていきたい」と意欲を見せた。
■板垣李光人(逢沢渾一・役)コメント
――『マルス』への出演オファーを受けた時の感想は? また、企画書や脚本を読んで、どのようなイメージを持ちましたか?
一般的な青春、学園モノとはまたひと味違った面白い作品だなと思いました。それと同時に自分がこの作品に携わることができるということに、とても高揚感を感じたのを覚えています。個人的には平川雄一朗監督とまた作品をつくることができる、というのも胸が熱くなるポイントでした。
現代の高校生はネットもスタンダードになる中で、なかなか他人に関心がなかったり、いかに平穏に世の中を漂うかというところに重点を置いている方も多いと思いますが、そんな皆さまにも刺さるようなアツい作品になっているのではと思います。
――逢沢渾一という人物をどんな風に演じたい、と今イメージしていますか?
渾一は視聴者の共感を呼ぶことができるポジションだと思っています。心の幅を大きく、皆さんを惹きつけていきたいです。キャラクターとしては自分の世界に籠るようなところは自分と近しいなと感じており、演じる上での共鳴はとても楽しみにしています。
――今作の脚本を手掛けるのは『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』などで知られる武藤将吾さんですが、武藤さんの作品へのイメージや、今作で楽しみにしていること、期待していることがあれば教えてください。
若さを通して、社会へメッセージを投げかけるアツさが魅力的だなと思っています。今回、『マルス』という、ネットを通してどう物語を紡いでくださるのかはとても楽しみです。
――主演の道枝さんの印象は?
プライベートでも仲良くさせてもらっていますが、今回の零(ゼロ)という役を彼がどのように魅せてくれるかとても楽しみにしています。普段の関係値も活かしつつ、零(ゼロ)と渾一の不思議な関係をディスカッションしながら作っていけたらと思っています。