――これまで様々な挑戦に臨んできましたが、特に印象に残るものはなんですか?
この企画が一気に盛り上がったきっかけになった「ダイススタッキング」は、“ワイルド・スピード”っていうキャラクターを作ったきっかけだと思うんで、一番印象に残っています。その後も小さいサイコロや、多くのサイコロの数を積み上げるなど、多くの技にチャレンジしてきたので、一番思い出に残ってるものではあります。
――「また挑戦してみたい」「もっと難易度を上げてやってみたい」と思うものはありますか?
チャレンジしたいのはバスケットボールにダーツをさすっていうのがあったんですけど、それがクリアできていなくて。結構達人の方も苦戦していたんですけど、運がよければすぐ入るって聞いていたんです。たぶん、それはさらに練習とか努力じゃない、また別のものも必要なので大変だと思うんですけど、もう1回チャレンジしたいなって気持ちはあります。
――企画が放送された後、周囲の方などの反響はいかがですか?
(他の番組の)スタッフさんや共演した俳優さんにも「あの番組見てるよ」って言われることがすごく増えて。多くの人にいろんなことをしている私っていうのを見てもらえたり、みんなが「本当に多才だね」って褒めてくれるので、それがすごくうれしいです。
――SNSなどで視聴者の反応も大きいです。
今回、アジア大会に行ったときに、台湾で(番組が)放送しているというのもあって、本当にいろんな国の子たちが声をかけてくれて。「中国ですごい人気だよ」って教えてくれたりとか、「いつも見てるよ」って言ってくれました。本当にワールドワイドで世界のあちこちでいろんな人が見てくれてるっていうのが分かったので、これからもっと頑張ろうと思いました。
――『どうなの課』での挑戦が始まってから、他の仕事への影響はありますか?
実は(ドラマなどの)作品の中に、私が挑戦でやったものを部屋の小物として置いてくださることがあるんです。それを見つけたファンの方たちが「あれ~!?」と気がついてくれて。『それって!?実際どうなの課』を知っている人たちがドラマを見て、また逆にドラマだけを見ていた人たちにこの番組を知ってもらえる。元々バラエティしか見ない人、ドラマしか見ない人っていう方たちが、すごくつながった感じがしていて、視聴者の幅が広がったのではないのかなっていうのが、自分的に目に見えて良かった影響かなと思いますね。
――そんな『どうなの課』は、森川さんにとってどんな存在ですか?
(番組の放送期間が)長くなってきたので、ちょっと家族的な存在になってきています。やっぱりバラエティを始めるっていうときは心配だったんですけど、もう本当にアットホームで、温かくって、どんなことを言っても必ず拾ってくれる他のMC陣の皆さんがいて。(収録のたびに)「2週間に1回、帰ってくるおうち」みたいな感じになっているので、これからも「家に帰るつもり」で楽しく収録したいなっていう感じです。本当、ファミリーですね。
■チャンカワイに共感「覚悟を決めたら、本気で最後までやりきる」
――『どうなの課』ではチャンカワイさんも様々な挑戦に臨む姿が反響を呼んでいますが、森川さんからご覧になっていかがですか?
(今回の「アフリカの大地で遠くを見続けたら、視力は回復するのか」は)正直、外を見るだけって結構大変だと思うんですよ。何かやることがあるほうが時間が過ぎるのは基本的に早いじゃないですか。しかも、チャンさんはすごいストイックなので、きっと携帯とかも(検証の)時間中に見てないと思うんですよ。それが本当に尊敬するし、私にはそっちのチャレンジはできないと思います。チャンさんの忍耐力があるからこその企画だなと思いながら(VTRを)見ていました。本当にすごいです。
――共感を覚える部分もありますか?
たぶん(番組に)「チャンさん、やりましょう!」って言われたらチャンさんは逃げないと思うんですよ。私も「やりましょう!」って覚悟を決めたら逃げないんで、その“覚悟を決めたら、本気で最後までやりきる”っていうところはすごく共通してるのかなって思います。
――では、最後に視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
もう本当に毎日毎日練習して世界にチャレンジしてきたので、集中して見てほしいです。あとは私だけじゃなくて瀬尾さん(スポーツスタッキングの達人)も一緒にいてくれたからこそ、一緒に獲れたメダルでもあるので、そういう部分をテレビの前で(スタジオ収録時の)華丸さんみたいな感じで声出しながら応援してくれたら、すごくうれしいです。