フジテレビ系ドラマ『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』(毎週月曜21:00~)前日譚を描く『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~エピソード0』が、20日の第7話放送直後からTVerで配信される。

  • (左から)大沢たかお、二宮和也、中谷美紀

本編はクリスマスイブを目前に控えた12月23日深夜、記憶喪失の誠司(二宮和也)が息絶えた男の前で目を覚ますところから始まったが、エピソード0は、事件が巻き起こる前日に彼らがどのように過ごしていたのかを描く。主演の二宮、大沢たかお、中谷美紀をはじめ、中川大志、桜井ユキ、梶原善らも出演する。

誠司は記憶喪失になる前、横浜を拠点に暗躍するマフィア・アネモネの事務所にいた。長い付き合いとなるアネモネ2代目ボス・笛花ミズキ(中川)と談笑しながら、翌日に迫る“失敗は許されない取引”について話す。取引の成功を祈りながらも不安を隠せないミズキに「大丈夫」と優しく声をかける誠司。すると誠司のスマホが鳴り、着信の画面にとある人物の名前が…。

一方その頃、老舗洋食屋「葵亭」では、ギャルソンの蛇の目菊蔵(栗原英雄)、アルバイトの細野一(井之脇海)は外出中、店に残った時生(大沢)とソムリエールの竹本梅雨美(桜井)は、クリスマスディナーの支度が本格的に忙しくなる前に、看板メニューのビーフシチューをまかないで食べることに。美しく盛られたビーフシチューを食べようとしたその時、店のチャイムが鳴り、そこから予想外の出来事が次々と巻き起こる。

報道番組『日曜NEWS11』のキャスターを5年間背負ってきた桔梗(中谷)は、この後、番組の打ち切りを言い渡されることになるなど知るはずもなく、来年の放送に向けて資料の山と格闘中。5年たってなお、初心を忘れず熱心に働く桔梗に感心する国枝茂雄(梶原)だが、桔梗もまた国枝には感謝の気持ちがあり…。

■プロデュース・佐々木萌氏(フジテレビ ドラマ・映画制作部)コメント

「怒とうのクリスマスイブを迎える登場人物が、前日にはどんな1日を送っていたのか…。そこには、この数時間で失ってしまう<記憶><デミグラスソース><番組>が確かにあり、そしてそれが当たり前だと思っていた彼らがいます。そんな日常の中で、ドラマ本編では描き切れないそれぞれの関係性が垣間見える作品になりました。また、本編とリンクする伏線も散りばめられておりますので、ぜひ本編と見比べながらご覧いただければと思います」

(C)フジテレビ