今なお進化を続ける「スター・ウォーズ」シリーズでは、新たな作品が続々と登場しています。2023年8月23日からDisney+で配信が開始されたドラマ『スター・ウォーズ:アソーカ』もその一つ。

この『スター・ウォーズ:アソーカ』(以下:『アソーカ』)では、元ジェダイでアナキン・スカイウォーカーのパダワン(弟子)だったアソーカ・タノを主人公に、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』で帝国が崩壊してから5年後の世界を描いています。

本記事では、『アソーカ』の関連作品の見る順番を時系列で説明。あわせてアソーカ・タノ、サビーヌ・レンら、登場するキャラクターについても紹介します。

ドラマ『アソーカ』を見る順番

「スター・ウォーズ」シリーズのドラマ『アソーカ』を見るにあたり、アソーカが登場する作品や、関連する作品の時系列を把握しておきましょう。その作品が、映画『スター・ウォーズ』のどのエピソードの時代にあたるのか、時代設定もあわせて紹介します。

『アソーカ』の時系列と時代

アソーカ・タノが登場する作品は以下の7作品です。

アニメ『スター・ウォーズ:テイルズ・オブ・ジェダイ』

時代設定:エピソード1以前からエピソード3の間

アニメ『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』(2008-2020年)

時代設定:エピソード2からエピソード3の間

アニメ『スター・ウォーズ/フォース・オブ・デスティニー』(2017-2018年)

時代設定:エピソード2からエピソード9の間

アニメ『スター・ウォーズ 反乱者たち』(2014-2017年)

時代設定:エピソード3からエピソード4の間

ドラマ『マンダロリアン』(2019-2023年)

時代設定:エピソード6の5年後

ドラマ『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』(2021年)

時代設定:エピソード6の5年後

ドラマ『スター・ウォーズ:アソーカ』(2023年)

時代設定:エピソード6の後(『マンダロリアン』シーズン3の後)

アソーカがメインキャラクターとして活躍するのは、『テイルズ・オブ・ジェダイ』『クローン・ウォーズ』『アソーカ』の3作品です。

『アソーカ』を見るおすすめの順番

ドラマ『アソーカ』を見る際に、メインキャラクターであるアソーカ・タノとサビーヌ・レンの関係や、彼女らが探しているエズラ・ブリッジャーとは何者かを知っておけば、より作品を楽しめるでしょう。『アソーカ』を見る際におすすめの順番は、以下のとおりです。

  1. アニメ『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』(制作年:2008-2020年)
  2. アニメ『スター・ウォーズ 反乱者たち』(制作年:2014-2017年)
  3. ドラマ『マンダロリアン』(制作年:2019-2023年)
  4. ドラマ『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』(制作年:2021年)
  5. ドラマ『スター・ウォーズ:アソーカ』(制作年:2023年)
  6. アニメ『スター・ウォーズ:テイルズ・オブ・ジェダイ』(制作年:2022年)
  7. アニメ『スター・ウォーズ/フォース・オブ・デスティニー』(制作年:2017-2018年)
  8. アソーカのパダワン時代を描いた『クローン・ウォーズ』、アソーカとサビーヌ・レン、そしてエズラ・ブリッジャーとの出会いなどが描かれている『反乱者たち』は、見ておいた方がいいでしょう。『反乱者たち』にはアソーカが登場しないエピソードも多いですが、ドラマ『アソーカ』を理解するうえでは重要な作品です。

    『マンダロリアン』と『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』に関しては、アソーカは数エピソードしか登場しないので、特に見なくとも『アソーカ』を理解できます。アソーカが登場するエピソードは、『マンダロリアン』シーズン2チャプター13、『ボバ・フェット』チャプター6のみなので、それだけを見てもよいでしょう。

    また『テイルズ・オブ・ジェダイ』では、アソーカがジェダイになる前の幼い頃の物語や、パダワンになってからの訓練の模様などが描かれます。時系列では最も早い時代も描かれていますが、『クローン・ウォーズ』や『アソーカ』を見た後に、彼女がどんな人物であるか、「オーダー66」で何があったかを知ってから見た方が、より楽しめるでしょう。

    『スター・ウォーズ/フォース・オブ・デスティニー』ではアソーカやパドメ・アミダラのクローン戦争時、サビーヌ・レンの反乱同盟軍時代の姿が描かれます。さらに、レイア姫、ジン・アーソ、レイといった時代を超えた「スター・ウォーズ」シリーズの戦うヒロインたちの物語が描かれています。一編が3分前後と短いアニメシリーズなので、気軽に見ることができます。

    『テイルズ・オブ・ジェダイ』や『スター・ウォーズ/フォース・オブ・デスティニー』を見ていなくても大きな問題はないので、時間に余裕のある方や、シリーズを楽しみ尽くしたいという方以外は、飛ばしてしまってもよいでしょう。

    『アソーカ』シリーズのあらすじ・キャスト一覧

    ここからは各作品のあらすじやキャストを紹介していきます。

    ドラマ『スター・ウォーズ:アソーカ』

    あらすじ

    エピソード6でダースベイダーが死亡し、銀河帝国は滅亡した。しかし、帝国の残党がひそかに息を吹き返しはじめていた。帝国再興の鍵を握るのは、かつてエズラ・ブリッジャーとともに別の銀河へ消えたスローン大提督。元ジェダイのアソーカは彼らの行き先を示す星図を入手するが、スローンを探すモーガン・エルズベスに星図を奪われてしまう。アソーカと、エズラの親友だったサビーヌ・レンは、星図を取り返しエズラと再会するために銀河へと旅立つ。

    キャスト

    キャスト/ロザリオ・ドーソン(アソーカ・タノ)、ナターシャ・リュー・ボルディッゾ(サビーヌ・レン)、メアリー・エリザベス・ウィンステッド(ヘラ・シンドゥーラ)、レイ・スティーヴンソン(ベイラン・スコール)、イヴァンナ・ザクノ(シン・ハティ)、ディアナ・リー・イノサント(モーガン・エルズベス)、ラース・ミケルセン(スローン大提督)、エマン・エスファンディ(エズラ・ブリッジャー)、ヘイデン・クリステンセン(アナキン・スカイウォーカー)
    制作/2023年
    監督/デイヴ・フィローニ、ステフ・グリーン、ピーター・ラムジー、ジェニファー・ゲッツィンガー、ジータ・ヴァサント・パテル、リック・ファミュイワ

    アニメ『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』

    あらすじ

    エピソード2の後、銀河共和国と分離主義勢力の間でクローン戦争が勃発。銀河共和国に属するジェダイはクローン・トルーパーを率いて分離主義戦力と戦っていた。ジェダイ・ナイトのアナキン・スカイウォーカー将軍は、パダワンのアソーカ・タノとともに、数々の作戦に従事する。しかしその戦いの中で、アナキンの中にジェダイが説く正義への疑念が芽生えてくる。ダークサイドの誘惑がアナキンに迫っている中、やがて「オーダー66」の指令が発動し……。

    キャスト

    キャスト/マット・ランター(アナキン・スカイウォーカー)、アシュリー・エクスタイン(アソーカ・タノ)、ジェームズ・アーノルド・テイラー(オビ=ワン・ケノービ)、コーリー・バートン(ドゥークー伯爵)、キャサリン・タバー(パドメ・アミダラ)、イアン・アバークロンビー(パルパティーン最高議長)、トム・ケイン(ヨーダ)
    制作/2008-2020年
    総監督/デイヴ・フィローニ
    監督/ブライアン・ケイリン・オコネル、ロブ・コールマン、ジャシー・イェー、デイヴ・フィローニ、ジャスティン・リッジ、竹内敦志

    アニメ『スター・ウォーズ 反乱者たち』

    あらすじ

    時はエピソード4の少し前。クローン戦争後に誕生した銀河帝国はまさに隆盛を極めていた。惑星ロザルで暮らす身寄りのない少年、エズラ・ブリッジャーは、ケイナン・ジャラス、ヘラ・シンドゥーラ、サビーヌ・レン、ゼブ・オレリオスと出会う。ケイナンらは銀河帝国に反旗をひるがえす反乱者たちだった。エズラは彼らの仲間に加わり、宇宙船ゴーストで帝国と戦う旅に出る。ケイナンはエズラの持つフォースを操る能力に気づき、エズラにジェダイの訓練を始める。

    キャスト

    キャスト/テイラー・グレイ(エズラ・ブリッジャー)、ヴァネッサ・マーシャル(ヘラ・シンドゥーラ)、ティヤ・シルカー(サビーヌ・レン)、ケイナン・ジャラス(フレディ・プリンゼ・ジュニア)、スティーヴ・ブラム(ゼブ・オレリオス)、デヴィッド・オイェロウォ(エージェント・カラス)、ビリー・ディー・ウィリアムズ(ランド・カルリジアン)、ラース・ミケルセン(スローン大提督)
    制作/2014-2017年
    総監督/デイヴ・フィローニ

    アニメ『スター・ウォーズ:テイルズ・オブ・ジェダイ』(2022年)

    あらすじ

    惑星シリで生まれたトグルータの赤ん坊は、アソーカと名付けられる。彼女が1歳となったとき、通過儀礼として母親とともに森の中に入るが……。「スター・ウォーズ」シリーズの登場人物、アソーカ・タノとドゥークー伯爵にスポットを当てた短編シリーズ。アナキンから厳しい訓練を受けるアソーカや、クローン戦争後の世界で身を隠しながら生きる彼女の様子が描かれる一編も。

    キャスト

    キャスト/アシュリー・エクスタイン(アソーカ・タノ)、コーリー・バートン(マスター・ドゥークー)、マット・ランター(アナキン・スカイウォーカー)、ジェームズ・アーノルド・テイラー(オビ=ワン・ケノービ)、クワイ=ガン・ジン(リーアム・ニーソン)、マスター・ヤドル(ブライス・ダラス・ハワード)、TC・カーソン(メイス・ウィンドゥ)
    制作/2022年
    企画・制作/デイヴ・フィローニ

    アニメ『スター・ウォーズ/フォース・オブ・デスティニー』(2017-2018年)

    あらすじ

    パダワンのアソーカ・タノは修行の成果をマスター・ヨーダとアナキンに披露する儀式に向かう。しかしその途中で故障して暴走するドロイドを見つけ、ドロイドを止めようとする……。アソーカやサビーヌ・レンのほか、「スター・ウォーズ」シリーズに登場する女性たちが日々重ねる選択と、その選択により紡がれる運命のフォースを描く短編シリーズ。

    キャスト

    キャスト/アシュリー・エクスタイン(アソーカ・タノ)、ティヤ・シルカー(サビーヌ・レン)、マット・ランター(アナキン・スカイウォーカー)、デイジー・リドリー(レイ)、フェリシティ・ジョーンズ(ジン・アーソ)、ルピタ・ニョンゴ(マズ・カナタ)
    制作/2017-2018年
    企画・制作/デイヴ・フィローニ

    ドラマ『マンダロリアン』(2019-2022年)

    あらすじ

    エピソード6で銀河帝国が滅亡してから5年。マンダロリアンのディン・ジャリンは、ヨーダと同じ種族の赤ん坊「ザ・チャイルド」と旅をしていた。森林惑星コルヴァスで彼らは元ジェダイのアソーカ・タノと出会う。まだ口のきけない「ザ・チャイルド」と交信したアソーカは、彼の名前がグローグーで、かつてジェダイ・オーダーの一員だったことをディン・ジャリンに教えた。そしてジェダイとして修行させたいのであれば、グローグーをタイソンにあるジェダイ聖堂に連れていくように助言する……。

    キャスト

    出演/ペドロ・パスカル(ディン・ジャリン)、ジーナ・カラーノ(キャラ・デューン)、カール・ウェザース(グリーフ・カルガ)、ヴェルナー・ヘルツォーク(クライアント)、ミンナ・ウェン(フェネック・シャンド)、マーク・ハミル(ルーク・スカイウォーカー)、ロザリオ・ドーソン(アソーカ・タノ)
    制作/2019-2022年
    ショウランナー・脚本/ジョン・ファヴロー
    監督/ジョン・ファヴロー、デイヴ・フィローニ、リック・ファミュイワ、ブライス・ダラス・ハワード、ペイトン・リード、カール・ウェザース、ロバート・ロドリゲス

    ドラマ『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』(2021年)

    あらすじ

    かつて名うての賞金稼ぎだったボバ・フェットは、惑星タトゥイーンの都市モス・エスパの大名となっていた。ボバの盟友となったマンダロリアンのディン・ジャリンは、ベスカー鋼で作ったアーマーを渡したいと、ジェダイ修行中のグローグーのもとを訪れるが、グローグーに会わないまま、そのアーマーをアソーカ・タノに託して去るのだった。そしてボバに要請されてスパイス・シンジケートとの戦闘に加わったディン・ジャリンが危機に陥るったとき、そこにグローグーが現れる……。

    キャスト

    出演/テムエラ・モリソン(ボバ・フェット)、ミンナ・ウェン(フェネック・シャンド)、ペドロ・パスカル(ディン・ジャリン)、マーク・ハミル(ルーク・スカイウォーカー)、ロザリオ・ドーソン(アソーカ・タノ) 制作/2021年
    ショウランナー・脚本/ジョン・ファヴロー
    監督/ロバート・ロドリゲス、ステフ・グリーン、ケヴィン・タンチャローエン、ブライス・ダラス・ハワード、デイヴ・フィローニ

    『アソーカ』の主要キャラクター

    ここからは『アソーカ』に登場するメインキャラクターを紹介していきます。

    アソーカ・タノ

    トグルータ族のアソーカ・タノは、強いフォースを持つ元ジェダイです。『クローン・ウォーズ』で描かれたクローン戦争時代には、アナキン・スカイウォーカーのパダワンとして、彼のもとで修行をしながら数々の任務にあたってきました。しかし、ある事件でジェダイ・オーダーから殺人容疑をかけられ、その失望からジェダイ・オーダーを離れます。ダークサイドに堕ちダースベイダーとなったアナキンとも死闘を繰り広げました。

    『反乱者たち』で描かれたクローン戦争終了後は、生き残った数少ない元ジェダイの一人として、銀河帝国に抵抗し、反乱軍の協力者として「フルクラム」というコードネームで活動します。サビーヌ・レンやヘラ・シンドゥーラとはその頃からの付き合いです。

    アソーカを演じるのは、アメリカ出身のロザリオ・ドーソンです。1995年に『KIDS/キッズ』でデビューした彼女は、『RENT/レント』(2005年)、『アンストッパブル』(2010年)などで知られています。2023年8月23日からディズニープラスで配信されるドラマ『スター・ウォーズ:アソーカ』でも、彼女がアソーカ・タノを演じています。

    サビーヌ・レン

    惑星マンダロア出身のサビーヌ・レンは、『反乱者たち』にて宇宙船ゴーストのクルーとして、エズラ・ブリッジャーやヘラ・シンドゥーラとともに銀河帝国と戦ってきました。武器や爆破の専門家ですが、アーティストとしての顔も持っており、自身のマンダロリアン・アーマーを派手にペイントしたり、敵陣に反乱のシンボルとしてスターバードのグラフィティを描き残したりしています。ゴーストの仲間に加わったエズラ・ブリッジャーに対しては最初は冷たい態度をとっていましたが、だんだんと信頼をよせるようになり、別の銀河へ消えたエズラを探したいと思っています。エズラが消えたあと、アソーカ・タノの弟子となり、フォースを操る修行を始めました。

    サビーヌを演じるナターシャ・リュー・ボルディッツォは、中国の血を引くオーストラリア出身の俳優です。ユエン・ウーピン監督の2016年の中国・アメリカ合作映画『Crouching Tiger Hidden Dragon: ソード・オブ・デスティニー』で俳優デビューを飾りました。『グレイテスト・ショーマン』(2017年)、『ホテル・ムンバイ』(2017年)などの話題作にも出演している、期待の若手女優です。

    ヘラ・シンドゥーラ

    惑星ライロス出身のトワイレックであるヘラ・シンドゥーラは、『反乱者たち』にて宇宙船ゴーストの船長として、サビーヌたちとともに銀河帝国への反乱分子として戦っていました。帝国消滅後は、新共和国防衛軍の将軍として活躍しています。

    ヘラ・シンドゥーラを演じるのは、メアリー・エリザベス・ウィンステッド。『ダイ・ハード4.0』(2007年)でブルース・ウィリス演じるジョン・マクレーン刑事の娘・ルーシーを演じたほか、『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』ではハントレスを演じています。

    ベイラン・スコール

    ベイラン・スコールは、元ジェダイ・ナイトです。オーダー66から生き残り、新共和国の時代には傭兵として活躍していました。惑星コルヴァスでカロダンの街を支配するモーガン・エルズベスと同盟関係を結んでおり、彼女が新共和国に囚われた際にはモーガンを救出。彼女とともにスローン大提督を探すため、アソーカとサビーヌから星図を奪い、アソーカらと対決します。

    ベイラン・スコール役は、レイ・スティーブンソンの遺作の一つとなりました。北アイルランド出身のレイ・スティーブンソンは「マイティ・ソー」シリーズのヴォルスタッグ、『RRR』のスコット・バクストン総督役などで知られています。レイ・スティーブンソンは、2023年5月に撮影のための滞在していたイタリアのイスキア島で逝去しました。『アソーカ』の第一話の最後には「For our friend, Ray (我々の友人レイに捧げる)」というメッセージが捧げられています。

    シン・ハティ

    シン・ハティは、元ジェダイ・ナイトであるベイラン・スコールのパダワンで、彼とともに傭兵として活動していました。ベイランからはライトセーバーの戦闘技術など、ジェダイ以上のものを教わってきました。

    シン・ハティを演じるのは、ウクライナ出身のイヴァンナ・ザクノです。1997年生まれの彼女は、『パシフィック・リム:アップライジング』(2018年)で若きパイロットを演じるなど、これからの活躍が期待される若手俳優です。

    エズラ・ブリッジャー

    エズラ・ブリッジャーは、惑星ロザル出身の反乱者で、フォースの能力者です。『反乱者たち』では、サビーヌ・レンやヘラ・シンドゥーラとともに銀河帝国と戦ってきました。帝国の艦隊を率いるスローン大提督と戦ってきた彼は、スローン大提督をハイパースペースへ追いやることに成功しますが、自身もともに別の銀河へと姿を消してしまいました。

    エズラ・ブリッジャー役は、エマン・エスファンディが演じました。1994年生まれの彼は、俳優として『ドリームプラン』(2021年)などに出演しています。

    スローン大提督

    青い肌に赤い目という特徴的な外見を持つスローン大提督は、チスの男性です。『反乱者たち』では銀河帝国の宇宙艦隊を大提督として率い、反乱者たちと戦っていました。敵の弱点や作戦の隙をつく優れた戦略家でした。エズラとともに別の銀河へと消えた彼は、帝国の復興のために欠かせない存在として、モーガン・エルズベスら帝国の残党からその行方を必死で探されていました。

    アニメ『反乱者たち』でもスローン大提督のボイス・キャストを担当していたラース・ミケルセンが、実写ドラマ『アソーカ』でもスローン大提督を演じています。ラース・ミケルセンはデンマーク出身の俳優で、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』でゲイリン・アーソを演じた“北欧の至宝”ことマッツ・ミケルセンの兄でもあります。

    ヒュイヤン

    アソーカの相棒として活躍するドロイドのヒュイヤンは、何世紀にもわたりジェダイ・オーダーに仕えてきました。ライトセーバーの作成方法をジェダイのパダワンたちに教えてきた彼のメモリには、過去に作られたライトセーバーやジェダイの伝承などが記録されています。

    アニメ『反乱者たち』に引き続き、デヴィッド・テナントがヒュイヤンの声優を担当。スコットランド出身の彼は、ドラマ『ドクター・フー』の10代目ドクター役として人気を博しています。

    『アソーカ』を視聴できる動画配信サービス

    『アソーカ』はDisney+のオリジナル作品のため、2023年11月時点で『アソーカ』が見られる主な動画配信サービスは、Disney+のみです。Disney+では、『アソーカ』をはじめとする「スター・ウォーズ」シリーズの映画・ドラマやアニメ、ドラマ「マンダロリアン」シリーズなどのスピンオフ作品を視聴できます。

    「スター・ウォーズ」シリーズのみならず、マーベル作品などのオリジナル作品も多数配信されているので映画好き、ドラマ好きであれば加入して損はありません。

    スター・ウォーズ関連ドラマ『アソーカ』の見る順番や時系列を紹介しました

    『アソーカ』はDisney+のオリジナル作品で、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』後の時代を舞台としたドラマです。『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』、『スター・ウォーズ 反乱者たち』などのアニメ作品の主要キャラクターが登場しており、これらの作品で描かれた出来事が『アソーカ』の物語の重要なキーポイントとなっています。

    また、これまでの「スター・ウォーズ」シリーズのさまざまな作品に登場してきたキャラクターやキーワードが随所に登場するので、シリーズの作品を見ておけば見ておくほど、細部まで楽しむことができるでしょう。

    「スター・ウォーズ」シリーズの映画は見ていても、ドラマやアニメは見たことがないという方も、本記事で予習をして、ドラマ『アソーカ』を楽しんでみてください。

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