カンビアは11月7日、理系学部生対象の「秋冬インターンシップ」「就活におけるChatGPT利用」に関する調査結果を発表した。同調査は10月31~11月5日、理系学部の大学1~3年生148名を対象に、インターネットで実施した。
インターンシップへの参加回数について尋ねたところ、学部3年生では「2~5回参加」(54.5%)が最も多く、1回以上参加した学生は72.7%を占めた。一方、学部1~2年生では参加経験者が26.1%にとどまり、その中で2回以上参加した学生はわずか8.7%となっている。
学部1・2年生に、現時点でインターンに参加を希望するか聞くと、91.7%が「希望している」と回答した。
秋冬インターンへ最も期待することについて尋ねると、48.6%が「業界・職種・企業の理解を深めること」、43.2%が「実務・実践の経験を積むこと」と答えた。
インターンで最も希望するコンテンツについて尋ねたところ、「仕事を実際に体験できる」(67.6%)が最も多かった。次いで「業界や企業の理解が深まるセミナー」(16.2%)、「先輩社員と交流ができる」(10.8%)となっている。
ChatGPTを就活で利用したことがあるかという設問については、「一度も利用したことがないが、利用を検討している」が51.4%と過半数を占めた。一度でも利用した経験がある学生は37.8%だった。29.7%は「必要に応じて利用している」と答えている。
ChatGPTを一度でも利用したと回答した学生に、ChatGPTを就活で利用する目的について聞くと、「履歴書やエントリーシートの作成支援」(77.8%)が最も多かった。次いで多かったのは、「企業研究や業界分析の情報収集」(16.7%)だった。