日本テレビ系バラエティ番組『有吉ゼミ』(毎週月曜19:00~)が、2013年の放送開始からこの秋で10年を迎え、MCの有吉弘行がコメントを寄せた。

  • 水卜麻美アナ(左)と有吉弘行

有吉は、10年の節目に際して「39歳の時に始まってもう10年と聞くとゾッとします」と笑いを交えつつ、これまでの様々なロケ企画を振り返りながら、「正直どのロケも行きたくないんですが、矢作(おぎやはぎ)君とチャレンジグルメはどれぐらい挑戦できるのか、1回やってみたいねなんて話はしましたね」と語る。

そして、次の10年に向けての抱負を尋ねると、「次の10年と言われると自分はもう還暦ですが、やっぱりVTRありきの番組ですから、スタッフにも頑張ってもらいたいですね。幸いなことにレギュラーメンバーは不祥事を起こしていないですが、誰かが不祥事を起こしたら番組が終わるかもしれないんで、そこは引き続き気を付けたいと思います(笑)」と、有吉節全開で番組への思いを話した。

きょう6日の放送は「秋の大収穫SP」。「工藤阿須加 楽しい農園生活」では幻のジャガイモと天空カボチャを収穫。とにかく明るい安村、もう中学生が絶品のコロッケとグラタンに興奮するが、その収穫の喜びの裏には様々なピンチが…。

そのほか、「片付けレスキュー」では佐藤満春、陣内貴美子、大西流星(なにわ男子)が最強ゴミ屋敷に超時短アイテムで挑む。

■有吉弘行 コメント全文

39歳の時にこの番組が始まってもう10年と聞くとゾッとします。
これまで本当にいろんな企画がありました。正直どのロケも行きたくないんですが(笑)、矢作(おぎやはぎ)君とチャレンジグルメはどれぐらい挑戦できるのか、1回やってみたいねなんて話はしましたね。
次の10年と言われると自分はもう還暦ですが、やっぱりVTRありきの番組ですから、スタッフにも頑張ってもらいたいですね。幸いなことにレギュラーメンバーは不祥事を起こしていないですが、誰かが不祥事を起こしたら番組が終わるかもしれないんで、そこは引き続き気を付けたいと思います(笑)

【編集部MEMO】
『有吉ゼミ』を立ち上げた企画・総合演出の橋本和明氏は、マイナビニュースのインタビューでMC・有吉弘行の魅力について、「物事の本質を一瞬で見抜く瞬発力がすごいんですよ。ギャル曽根さんの大食いを見てるときに、画面の端で誰かが箸を止めていると『もう休んでんじゃん! お腹いっぱいになってるよ!』って、見逃さないんです。僕らにもVTRの面白がり方を、違った目線から教えてくれる人なんですよ。ゲストが来たときも、そのキャラクターの面白さを徹底的に広げてくれます」といい、「その瞬発力のすごさというのがずっと頭の中にあって、僕自身も大学時代に落語研究会に所属していてお笑い番組をやりたいという想いもあって。飲み会で相談させていただいたら、意気投合して『有吉の壁』を企画させていただきました」と語っている。

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