阪神電気鉄道は5日、阪神タイガースの38年ぶりとなる日本一を記念し、各種の日本一記念企画・記念セールを実施すると発表した。阪神電車は特別装飾したヘッドマーク・副標の掲出などに加え、車両ラッピング・車内広告ジャックも予定している。
今年の日本シリーズはセ・リーグ優勝の阪神タイガース、パ・リーグ優勝のオリックス・バファローズによる「関西ダービー」に。両チーム3勝ずつで迎えた第7戦、阪神タイガースが7対1で勝利し、38年ぶり2度目となる日本一を達成した。
阪神タイガースの日本一を受け、阪神電気鉄道は「ご声援いただいた皆様へ感謝の気持ちを込めて、各種の日本一記念企画、記念セールを実施いたします」と発表。阪神電車については、11月6日から1月31日までデジタルサイネージ(大阪梅田駅、甲子園駅、神戸三宮駅)やポスターで謝恩メッセージを掲出するほか、福島駅、鳴尾・武庫川女子大前駅、青木駅、武庫川団地前駅に監督・選手のフォトスポット用パネルを設置し、リーグ優勝時からの追加施策も予定している。
特別装飾のヘッドマークは5001形のみ、特別装飾の副標は5001形を除く全編成に掲出。車両ラッピング・車内広告ジャックも行う予定だが、実施期間は現時点で未定とされ、詳細は決定後に改めて発表するとしている。
11月6日から3月31日まで、大阪梅田駅、尼崎駅、甲子園駅、御影駅、神戸三宮駅、新開地駅の駅長室で優勝記念グッズを発売。「日本一記念6駅入場券セット」(1,500円)、「日本一記念副標型アクリルキーホルダー」(800円)、「日本一記念ヘッドマーク型マグネットクリップ」(600円)、「日本一記念ヘッドマーク型缶バッジ」(500円)を用意した。当面は各駅長室のみの販売だが、鉄道甲子園・ECサイトでも後日販売予定(変更可能性あり)。ただし、各商品とも数量限定のため、「売り切れの場合はご容赦ください」とのこと。