21日にスタートするテレビ朝日系ドラマ『泥濘の食卓』(毎週土曜23:30～)の取材会がこのほどロケ地で行われ、齊藤京子(日向坂46)、吉沢悠、櫻井海音が登壇。齊藤が、“泣き芝居”の苦労を語った。
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左から櫻井海音、齊藤京子、吉沢悠
■齊藤京子、印象に残っているシーン挙げる
これまで撮影した中で印象に残っているシーンを聞かれた齊藤は、「泣きのシーンが本当に多くて、これまででも何回泣いたんだろうっていうぐらい。普段グループ活動をしていてもグッとこらえるタイプで、人前で感情を爆発させたりしないので、泣きのシーンは本当に難しかったです」と“泣き芝居”への苦労を吐露しながらも、「でも撮影前に気持ちを作るとき、監督さんが『ゆっくりでいいから、どれだけ待たせてもいいから』って言ってくださるので」と、役作りに十分な時間をかけられる環境に感謝を述べた。
吉沢も「『気持ちが生まれるまで待つよ』って言ってくれるんです」と頷き、「重いシーンもあったりするんですけど、“人間”をしっかり描いてるなっていう演出で。特に深愛は、すごく丁寧に撮られている印象があって、齋藤さんがしっかり向き合って手を抜かずにやっている感じがします」と齊藤の役作りを語った。櫻井も齊藤の姿勢を「1シーン1シーン真面目に真摯に取り組まれている」と振り返り、「一緒にお芝居をしていて楽しいというか。気持ちのやりとりがお芝居の中でできているなという印象です」と話した。
最後に齊藤は「純愛とパラサイト不倫をテーマにした原作の実写化ということで、キャスト、スタッフ気合十分で撮影に臨んでいます。放送までに原作を読んだりして、楽しみに待っていただけたらと思います」と今作をアピールした。
■齊藤京子、初単独主演作『泥濘の食卓』
伊奈子氏によるコミックを実写ドラマ化し、齊藤が初の単独主演を務める同作は、毒親に育てられたことで「自分には何の取り柄もない」と思い込んでいる自己肯定感の低いスーパーの店員・捻木深愛がバイト先の店長と不倫をし、やがて店長の息子、店長の妻と、愛する相手の家庭へ徐々に寄生して泥濘へと引きずり込んでいく“パラサイト不倫”を描く物語。
