ロバート・ウォルターズ・ジャパンは10月5日、「ChatGPTとAI」に関する調査結果を発表した。調査は8月21日~31日、同社に登録のある国内で働く会社員998人を対象に行われた。

調査結果は以下の通り。まず「AI/ChatGPTに関してどの程度の知識がありますか」と聞くと、「ほとんど知らない」と答えた回答者はAIは1割強、ChatGPTは2割強という結果だった。

  • AI/ChatGPTに関してどの程度の知識がありますか

次に「ChatGPTの業務での利用頻度」を聞くと、「毎日」(28%)、「週に数日」(14%)、「月に数回」(11%)、「ほとんど利用していない」(24%)、「利用したことがない」(23%)だった。

  • ChatGPTの業務での利用頻度

また「ChatGPTの利用によって業務効率が向上した点」を聞いてみると、「文章の作成や編集の効率化」(67%)、「アイデア出しや問題解決における迅速なサポート」(50%)、「情報収集やリサーチの時間短縮」(48%)が上位となった。

  • ChatGPTの利用によって業務効率が向上した点

さらに「ChatGPTの利用によって業務効率が向上しない理由」も聞いたところ、「業務上、使える機会自体がない」(52%)、「適切な回答が得られない場合がある」(40%)、「応答の品質や正確性に不満がある」(26%)が上位に挙げられている。

  • ChatGPTの利用によって業務効率が向上しない理由