タレントの若槻千夏が24日、東野幸治の公式YouTubeチャンネル『東野vs』にゲスト出演。「若槻千夏ランチ(2)」と題した動画の中で、芸能界復帰の裏話を打ち明けた。

若槻千夏

■「1年間で25億円稼ぎました」は“一周”

タレントとして人気絶頂の中、22歳で芸能活動を休止した若槻。休業後は、アパレル業界で成功を収め、2015年に芸能界に復帰した。約10年間のブランクを感じさせない若槻のバラエティ力に、東野は、「経営もやりつつ、バラエティに戻ってきて。ヒロミさんと同じで、できる人はスッとできる」と感心。しかし、若槻は、「ヒロミさんとは違いますよ。私、受験勉強ぐらい頑張りましたもん。ここに戻ってくるまで」と明かし、「テレビに戻ってきたときに、お金のことをめちゃめちゃ聞かれたんですよ。“10年でどれぐらい稼いだの?”とか何回も聞かれて、“1年間で25億円稼ぎました”って。でも、こんなの一周じゃないですか」という不安があったことを回顧した。

■ノートから「自分の類似タレントが見えてくる」

「ビジネスをしてた人として戻ったら、すぐに飽きられると思った」「お金の話だけでテレビに出るのは嫌だった」という若槻は、「ひな壇に戻る目標を作って。今のひな壇の人たちの勉強をしなきゃいけないと思った」と吐露。そこで、復帰後は、女性タレントたちのデータを記した“戦略ノート”を、5年間書き続けたそうで、「自分の類似タレントが見えてくるんですよ。そのタレントが、何を求められてるのかを見続ける。ひな壇でどういう動きを取っているかを見るんです」と告白。そんな努力の甲斐あって、今やバラエティ番組に引っ張りだこの若槻は、「レギュラー番組で心がけてることは、MCは監督だと思ってる。監督の指示に絶対従う選手になろうと思ってるんで(笑)」と、笑顔で語っていた。