熊野古道を泊まり歩く宿「SEN.RETREAT」を運営する日本ユニストは、熊野古道の認知度やイメージ、訪問経験についてのアンケート調査結果を9月20日に発表した。同調査は2023年8月8日~9日の期間、全国の520人を対象にインターネットを用いて行われた。

  • 熊野古道に関する認知調査

熊野古道という道を聞いたことあるかと尋ねたところ、全国の約8割の人が「熊野古道」を知っていることが判明した。関西地方に限ると、認知度は9割以上に上昇した。同社は、2004年の世界遺産登録などで、全国的に知名度が上がったことから、「熊野古道」というワードを聞いたことがある人は過半数に上ったと推測。

  • 熊野古道に関する認知調査

続いて、熊野古道に行ったことがあるかと質問したところ、熊野古道を訪れて宿泊したことがある人は3.8%しかおらず、訪れたことがない人は85%に上った。

「行ったことがない」と答えた割合が少ないのは、奈良県の25%、和歌山県の33%、三重県の50%。一方、大阪府は79%、京都府は88%、兵庫県は67%となっており、同じ関西地方でも差が開いていることが判明した。