ロッテ・美馬学(撮影=岩下雄太)

西武 - ロッテ

<18回戦・ベルーナドーム>

 ロッテの先発・美馬学が16日の西武戦に先発し、5回無失点に抑えた。

 美馬は立ち上がりから持ち前のテンポの良い投球で4回まで2安打、48球の省エネピッチング。3-0の5回に先頭の佐藤龍世に四球を与えると、続くペイトンにレフト前に運ばれ一、二塁としてしまったが、柘植世那に11球粘られたが最後は145キロのストレートで空振り三振、愛斗を三ゴロで二死まで漕ぎつけた。源田壮亮に四球で満塁となったが、最後は外崎修汰を投ゴロでなんとかゼロで切り抜け、このイニングを終えたところでリリーフ陣に後を託した。この日の美馬は5回・84球、3安打、6奪三振、2四球、無失点だった。

 美馬は降板後、球団を通じて「好投手から5点も取ってくれた野手の皆にまずを感謝したいです。内容としては悪くはなかったですが、もう少し長いイニングを投げられれば良かったかなと思います。リリーフ陣の皆に負担をかけてしまうので、そこは次回に活かしたいです」とコメントした。