ロッテ・中村奨吾 (C)Kyodo News

西武 - ロッテ

<18回戦・ベルーナドーム>

 先制点をもたらしたのはキャプテンのバットだった。

 ロッテ・中村奨吾は0-0の3回二死一塁の第2打席、先発・平良海馬が3ボール2ストライクから投じた6球目のスライダーをセンターへ弾き返す。西武のセンター・愛斗がダイビングキャッチを試み、打球を弾く間に一塁走者の荻野貴司が一気に生還した。

 中村は球団を通じて「打ったのはスライダーです。荻さんのナイスランですね!」とコメント。

 中村は9月14日の取材で、「ランナーがいなくてもチャンスメイク、点につながるように意識して、ピッチャーが頑張ってくれているので打線でなんとか援護していい流れで試合を進められたら、勝ちに繋がると思う。野手で頑張って流れを作っていけたらいいなと思います」と話していた中での貴重な先制打だった。