8回途中からリリーフ登板した野手登録のエスコバル

● エンゼルス 2 - 11 タイガース ○

<現地時間9月15日 エンゼル・スタジアム>

 エンゼルスは投打とも振るわず本拠地で大敗。3連敗で借金は今季ワーストタイの12となった。右脇腹を痛めている大谷翔平選手(29)はこの試合も出場せず、11試合連続の欠場となった。

 エンゼルスは先発のキャニングが初回から失点を重ね6回8安打4失点で降板。8回は3番手のディアスが一気に7点を失い本拠地にもかかわらずブーイングが響き渡った。10点ビハインドとなり、なおも一死一、二塁のピンチでネビン監督は「5番・三塁」でスタメン出場していた内野手のエスコバルをマウンドへ。今季3登板目となったエスコバルは超スローボールを武器に、後続を中飛と遊ゴロに打ち取り追加失点を防いだ。

 9回も続投したエスコバルは、タイガース打線を3者凡退に打ち取り1回2/3をパーフェクト。これで今季通算の防御率は2.45となった。

 攻撃陣は7回、7番・フレッチャーが左翼ポール直撃の2号ソロを放つと、9回には途中出場のウォルシュが2号ソロを右中間席へ。得点はこのソロ2発のみに終わったが、復帰した二人が数少ない見せ場を作った。